過去ログ - エミヤ「今度こそ、誰も泣かずに済むように――」
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55:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 17:32:31.71 ID:aJrpaxcI0
昼食をとった後、少女は衛宮邸に向かった

凛「アーチャー」

アーチャー「何だね」

凛「貴方一人で戦うとしたらセイバーに勝てると思う」

アーチャー「無論だ、と言いたいところだが今回の作戦であれば単独での勝率は0に近いだろう」

凛「それはどういう理屈で?」

アーチャー「私は弓兵だぞ。剣士に接近戦で勝てると思うのかね」

凛「でも貴方剣でランサーと互角にやりあえてたじゃない」

アーチャー「は、アレを互角に見えたのか君は」

凛「な、なによ」

アーチャー「ライダー、凛に説明してやれ」

ライダー「凛、あのランサーは本気を一切出していません」

凛「でもそれはアーチャーもでしょ?余裕ありそうだったじゃない」

アーチャー「そのような隙を見せて勝ち目が見いだせるかね。それに彼があの場面でケリをつける気がないのはわかっていた」

ライダー「ランサーは私との勝負でも優勢だったに関わらず退きました。あのまま続ければ間違いなく私は倒されていたというのに」

凛「そんな事して何の意味があるのよ」

アーチャー「サーヴァントにとっては何の意味もない。恐らく彼のマスターに強制されたのだろう」

凛「令呪……全てのサーヴァントと戦って倒さずに帰って来いって?」

アーチャー「どちらかといえば引き分けて来いといったところだろうが、彼のマスターは勝つ事が目的ではないのだろう」


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