過去ログ - もしもアタシがカリスマじゃなかったら
1- 20
17:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 01:48:14.91 ID:FNkC1mc90
でもさ、カリスマのアタシだって無敵じゃない。

ある時、ハードワークが過ぎたのか撮影中に熱出て倒れちゃったことあったんだ。
そりゃーもうバターン!ってカンジ。そのまま大慌てで医務室に運ばれたんだ。
ベッドから白い天井を見上げて、やっちゃったなぁ、皆に迷惑かけちゃったって考えてたんだ。
仕事要求した手前、大体アタシの所為だからさ、余計にね。

そんなことを考えてしばらく経って、医務室に血相を変えてアイツが駆け込んできたんだ。
「城ヶ崎さん!大丈夫ですか!」
額に汗を浮かべて、息を切らしてね。
「……大丈夫★ちょっと頑張りすぎちゃっただけ」
アタシがそう言って身体を起こすと、アイツは優しく肩を掴んでベッドに戻したんだ。
「申し訳ありません……私の調整ミスです。城ヶ崎さんには無理をさせてしまいました」
本当に申し訳なさそうに、アイツは謝った。
「いいの。アタシが仕事くれって言ったんだしさ。アンタは悪くないよ」
「しかし……」
そこでアタシは気がついたんだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
62Res/34.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice