過去ログ - 洒落たバーでカシオレを頼んだ男の話
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11: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/08(月) 20:45:31.55 ID:5ewYfQ9y0
マスターがカウンターへ戻り、しばしの“休息”が訪れる。
人付き合いの苦手も、ここまで来れば才能だろう。
12: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/08(月) 20:46:59.07 ID:5ewYfQ9y0
左手につけた腕時計。時刻は10時を回っている。
先週のあの時よりも、まだ1時間早い。
13: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/08(月) 20:48:01.55 ID:5ewYfQ9y0
今日僕がここに来たのは決して“ショットバー・デビュー”をするためじゃない。
14: ◆9l/Fpc6Qck[sage]
2016/02/08(月) 20:48:32.62 ID:5ewYfQ9y0
すこしはなれます
すみません
15:名無しNIPPER[sage]
2016/02/08(月) 21:09:42.51 ID:rML5YWTh0
期待
日焼けした文庫本読んでるみたいな雰囲気ある
16:ありがとうございます ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/08(月) 21:35:29.28 ID:5ewYfQ9y0
その時の僕はそそっかしい雰囲気がにじみ出ていただろうか。
マスターは完成したそれを足早に僕に届けにきてくれた。
17: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/08(月) 21:45:38.62 ID:5ewYfQ9y0
縦にストンと長いグラスに注がれたものは……カシスオレンジのはずだけどなぁ。
18: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/08(月) 21:54:11.51 ID:5ewYfQ9y0
居酒屋の物より薄く透き通ったグラスを傾ける。
19:名無しNIPPER[sage]
2016/02/08(月) 22:03:40.56 ID:V2/AUCAj0
本格的なトコで頼むと居酒屋と全然違うの出てくるよな
20: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/08(月) 22:04:26.09 ID:5ewYfQ9y0
そんな時だ。
オークのドアがギギっと開く。
21: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/08(月) 22:16:42.69 ID:5ewYfQ9y0
彼女は真っ直ぐカウンターへ。
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