過去ログ - 洒落たバーでカシオレを頼んだ男の話
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37: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/09(火) 05:09:33.59 ID:6Q+gtuBK0
ここに来るまでに、僕は一度カクテルの種類を調べてみた。
半分は恰好つけのために。もう半分は興味のために。
38: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/09(火) 05:14:11.70 ID:6Q+gtuBK0
そう考えていた時、奥の席にいたおじさんが僕の隣までやってきた。
39: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/09(火) 05:16:02.45 ID:6Q+gtuBK0
「僕もネェ、ウォッカが大好きなんだ」
40: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/09(火) 05:17:44.68 ID:6Q+gtuBK0
「ありがとうございます」
41: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/09(火) 05:18:31.73 ID:6Q+gtuBK0
ここの雰囲気がそうさせるのか、はたまたおじさんがそういう人なのか分からない。
僕は相槌を打ってあげるだけだったが、それでも楽しそうにいろんな話をしてくれた。
42: ◆9l/Fpc6Qck[sage]
2016/02/09(火) 05:19:23.97 ID:6Q+gtuBK0
一旦仕事にいきます
よるにまた書きますね
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
43:名無しNIPPER[sage]
2016/02/09(火) 07:46:06.26 ID:iD3zOhJp0
乙
44:名無しNIPPER[sage]
2016/02/09(火) 08:23:25.21 ID:KolrmRtBO
乙でした
酒飲めないけど行ってみたくなるな
45: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/09(火) 18:51:35.33 ID:6Q+gtuBK0
次にmonsieurを訪れたのは、満月の夜。
この日はアポイント件数が目標に到達した。
46: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/09(火) 19:00:11.84 ID:6Q+gtuBK0
この日はカウンター席の右二つが埋まっていた。
男が二人、大学生くらいかな。
47: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/09(火) 19:09:09.40 ID:6Q+gtuBK0
マスターが背を向け、ボウモアと書かれた瓶を手に取る。
そのとき、僕は右の二人に目をやる。
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