過去ログ - 勇者「お母さんが恋しい」
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:54:08.84 ID:Xi7uubKoo
Section 1 旅立ち

――五ヶ月前、ブレイズウォリア城・謁見の間

国王「勇者エミル・スターマイカよ。お前が旅立つことが決定された」

勇者「え?」

国王「お前の兄である次期真の勇者・リヒトが試練を終えるまであと五ヶ月はかかる」

国王「その間に少しでも魔属の戦力を削ぎ落すのだ」

一般的に、魔に属するものを一纏めに魔属と呼び、
その内知能の高い者は魔族、動物程度の知能の者は魔物と呼ばれることが多い。

勇者「え? え?」

勇者の一族の中でも最も勇者に相応しい者が、聖域で行われる試練を終えることで真の勇者となる。

真の勇者として認められると、光の大精霊により光の力の結晶である光の珠を与えられる。
真の勇者としての役目を終えるか、もしくは次期真の勇者が試練を終えると、
光の珠は一度大精霊に返還され、次世代へ受け継がれるのである。



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