過去ログ - 勇者「お母さんが恋しい」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 18:59:51.23 ID:Xi7uubKoo
神官(なんて綺麗な緑色の瞳……まるで、日に照らされた木の葉のよう)

神官「魔物を殺したことがないのですか?」

勇者「うん。大抵懐かれちゃうから、あんまり襲われたことないし」
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 19:02:42.72 ID:Xi7uubKoo
勇者「既に気が立ってる魔物にはどうしても攻撃されちゃうけどね」

勇者「でも最後には仲良くなれるんだよ」

神官(魔物に懐かれるだなんて……不思議な子)
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 19:03:08.58 ID:Xi7uubKoo
村長「おお、よくぞいらした勇者様」

勇者「こんにちは!」

村長「しばらく見ない間に大きくなられましたのう」
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 19:03:34.50 ID:Xi7uubKoo
神官「この村に訪れたことがあるのですか?」

勇者「うん。三年くらい前かな」

勇者「お兄ちゃんと、お父さんと一緒にね」
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 19:04:01.24 ID:Xi7uubKoo
勇者「だめだよ、危ないよ」

村長の孫「あ? 誰だてめえ」

子分1「真の勇者様の子供ですぜ」
以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 19:04:30.96 ID:Xi7uubKoo
村長の孫「ついてくるなよ!」

勇者「だって……心配だから……」

村長の孫「年下のチビなんかに心配される筋合いねえっつーの! 失せろ!!」
以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 19:04:59.99 ID:Xi7uubKoo
子分2「やっとついてこなくなりましたねーあいつ」

村長の孫「出てこい化け物! この俺様が退治してやるぜ!」

?「ガルルル……」
以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 19:05:26.71 ID:Xi7uubKoo
ドラゴンの鋭い爪が引き裂いたのは、村長の孫ではなく、勇者の背だった。

村長の孫「あ……ぁ……」

勇者「っ……」
以下略



16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 19:05:52.98 ID:Xi7uubKoo
勇者「は、ぁ……」

子分2「た、助かった……」

子分1「こいつ、血が……大人を呼ばなきゃ」
以下略



17:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 19:06:20.30 ID:Xi7uubKoo
勇者兄「目を離した隙に勝手にどっか行くのやめろっつってんだろ!!」

勇者兄「ドラゴンの子供が飛んでくのを見たぞ!」

勇者兄「お前また魔物を助けただろ! 殺せって何度言えば……」
以下略



18:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 19:06:50.12 ID:Xi7uubKoo
――村長の家

エミルは寝息を立てて眠っている。

勇者兄「俺のエミルがあぁ……傷痕が残っちまったら兄ちゃん悲しいぞ……」
以下略



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