過去ログ - 《君の『   』と同じ色》
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2:名無しNIPPER
2016/02/12(金) 22:23:59.02 ID:lTYqn5zV0
「いや、だから先に帰っててって言ったじゃん。あと、そんなにじっと見られてたら集中できない」
 彼女は僕のことをうざったがるように喋った。
「察してくれよ、君と一緒に帰りたいのさ」
 僕のその一言で、彼女は頬をピンクに染めた。
 可愛いなぁ。
「またそういうことサラッと言う……」
 彼女は目をどこかに逸らしながら、手元のシャーペンをくるくると回す。
 照れた時に手元が忙しくなるのは、彼女の癖だ。
 可愛いなぁ。
「あと、じっと見つめていたのはごめんね。君があまりにも美人だから君のパンツの色を推理していたんだ」
「またそういうことサラッと……おい今なんつった」


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