過去ログ - 提督「ウチは平和・・・なのだろうか?」艦娘「・・・・・」 その3(最終)
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◆uyMG3dCVpM
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2016/04/04(月) 02:23:11.06 ID:DkTo1ksx0
金剛はこんな展開があると思っていなかったので戸惑った。
意外と不意打ちに弱いのだ。
金剛「でも、なんで私を指名したんです?」
以下略
48
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2016/04/04(月) 02:23:52.08 ID:DkTo1ksx0
男の自分にはよく分からない店を何件か回り、金剛に服を買ってあげた。
とても喜んでくれて提督も嬉しくなった。
提督「こういう服・・・榛名や扶桑も似合いそうだな」
以下略
49
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2016/04/04(月) 02:24:18.54 ID:DkTo1ksx0
楽しい時間だった。
こういう時間も悪くない。
だけど、心のどこかで何かが引っ掛かる。
以下略
50
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◆uyMG3dCVpM
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2016/04/04(月) 02:25:20.98 ID:DkTo1ksx0
提督「恋人でもない男とさ・・・その・・・」
金剛「私は、提督が好きです」
その言葉に心臓が跳ね上がる。
以下略
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◆uyMG3dCVpM
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2016/04/04(月) 02:25:57.55 ID:DkTo1ksx0
それは男としての本能か、その唇を奪いたい衝動に駆られた。
だけど、だけど・・・
提督「・・・ごめん。俺にはまだ分からない」
以下略
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◆uyMG3dCVpM
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2016/04/04(月) 02:26:27.76 ID:DkTo1ksx0
提督達が対談をしてから遅れる事、数日後。
陸軍参謀本部では海軍から出された提案について議論が行われていた。
「深海棲艦と和平?何を馬鹿な・・・」
以下略
53
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2016/04/04(月) 02:27:08.60 ID:DkTo1ksx0
あきつ丸「自分は舞鶴第二鎮守府所属のあきつ丸であります」
その言葉で再びざわめく。
「え? あの鎮守府の?」「どうりで・・・」「まさかさっきの案って・・・」
以下略
54
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2016/04/04(月) 02:27:38.26 ID:DkTo1ksx0
鎮守府、執務室。
提督「今戻った。扶桑、ありがとう。留守中に何かあったか?」
扶桑「いえ、特に問題はありませんでした」
以下略
55
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2016/04/04(月) 02:28:19.79 ID:DkTo1ksx0
そんな身勝手な甘えからだった。
恋愛という無意識に自分から切り離したつもりの感情。
それが自らの母の手で否が応でも意識させられて、免疫のない提督に取って毒だった。
以下略
56
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2016/04/04(月) 02:28:54.30 ID:DkTo1ksx0
扶桑「答えてください」
提督「・・・好意は抱いていると思う」
そんな言葉しか出ない。
以下略
57
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2016/04/04(月) 02:29:25.62 ID:DkTo1ksx0
何時もの姉を敬愛する山城からは考えられない言動。
2人はお互い出し抜かれたことを言い合って姉妹喧嘩になった。
こんなに姉に対して、敵意を見せる山城を見るのは初めてだった。
以下略
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