過去ログ - 提督「ウチは平和・・・なのだろうか?」艦娘「・・・・・」 その3(最終)
1- 20
8: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2016/02/14(日) 05:24:41.06 ID:MlAAUWKt0
提督「愛されているのよ貴方は。尋常じゃないくらいに・・・」ハイライトオフ

ここの艦娘達の度が過ぎた行動を思い出して少し悪寒が走った。

海野「すごいですねー 私達の頃より全然すごいし。私達もここまではしなかったですよー」

そう言って海野は提督に見えないように、艦娘だけに見えるように盗聴器とカメラを見せた。

この部屋に仕掛けてあったものだ。

金剛達は少し居心地が悪そうに目を逸らす。

提督「よく話が見えないですが、艦娘達に慕われているってことですか? そりゃそうですよ家族ですから」

南方棲鬼「鈍いのは父親譲りか、それとも、わざと気付かないようにしているのかしら?」

提督に嫌な汗が流れた。

その先は聞きたくなかった。

南方棲鬼「本当は分かっているんでしょ?」

提督「何を・・・ですか」

南方棲鬼「皆が貴方を異性として好いているって」

それは頭を鈍器で殴られたような衝撃だった。

否定して欲しくて後ろを見る。

4人は少し頬を染めて、まっすぐと自分を見ていた。

否定の言葉はない。

それは肯定を意味していた。

南方棲鬼「アレを話し会いの席に引っ張り出したとしても、交渉が決裂した場合は? 間違いなくその場で襲い掛かってくるわ」

一呼吸置いて言葉を紡ぐ。

南方棲鬼「言葉だけでは無く、アレを制することが出来る力がいるのよ。そして、それを貴方とこの鎮守府の艦娘は持っているわ」

上手く頭が回らない。

南方棲鬼が実母であることでも頭がいっぱいなのに、

部下全員が自分を異性として好いていると言われ、それどころじゃなかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
124Res/101.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice