過去ログ - 勇者「仲間TUEEEEEEEEEEEEEE!!」
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62:名無しNIPPER[saga]
2016/02/20(土) 21:57:23.02 ID:oUuutzfIo
マスター「でも、実際、それだけの活躍をしてるんだろう? そりゃ言われるよ。巷じゃ史上最強の剣士って言われてるの、あんた知ってるかい?」

名剣士「初耳だね。それに、俺は史上最強でも何でもないよ。剣士としては世界で三番目ぐらいだとは自分でも思ってるけどな」ゴクッ

マスター「へえ、じゃあ一番と二番は誰なんだい?」

名剣士「二番は俺の師匠だよ。一番は俺の師匠の師匠だな」

マスター「ああ、なるほどね。そう来たか」

名剣士「なに勝手に納得した様な面してんだよ」

マスター「いや、別にね。それより、もう一杯飲むかい?」

名剣士「ああ、もらう。何せ今回はしみったれた旅立ったからな。金貨二十枚分ぐらいの働きはしたのに、報酬はなしだってんだから。傭兵稼業が身に付いてる身としてはきつかったわ」

マスター「宮仕えを断るからだよ。新政権が誕生した時、騎士団長のポストについてれば、給料に加えて特別手当ても出ただろうに」

名剣士「根っからそういうのが向いてないんでね。用意してくれた陛下には申し訳なかったけど、務まる気がしなかったからな。……まあ、そのせいで、今回タダ働きになったんだがな。断った借りを返すって意味で」

マスター「それはまた、ずいぶん重い借りになったもんだね。一国を救ったってんだから」ハハッ


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