1:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/19(金) 20:45:02.38 ID:n6hfI+eQ0
アイドルマスターシンデレラガールズ、神谷奈緒のお話です。
独自設定、キャラ・文章が変などは大目に見て頂けると幸いです。
あと、地の文あります。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/19(金) 20:45:37.67 ID:n6hfI+eQ0
「いよいよ明日かぁ……」
軽く伸びをして天井を見上げる。
今となっては見慣れた空間だが、あの頃は何もかも初めて見るものばかりで、とても緊張したのを良く覚えている。
3:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/19(金) 20:46:11.63 ID:n6hfI+eQ0
「でもさ、女子高生をつけ回して、人前で何度も土下座して『頼む』なんてただのやばいやつだぞ」
バツが悪そうに頭をかく。普段は調子良く言い返すくせに都合が悪いときはこうして頭をかく。
「ふふっ」
4:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/19(金) 20:46:51.48 ID:n6hfI+eQ0
直接言うのは恥ずかしいんだけど、言わなきゃいけない気がする。
「なに、礼を言うのは俺の方だよ」
パソコンを叩いていた手を止め、ニコニコ顔であたしの方を振り向く。
5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/19(金) 20:47:36.97 ID:n6hfI+eQ0
あたしがもじもじして、言い淀んでいるとふいに携帯電話の鳴る音が聞こえた。
「あ、やばっ……!」
携帯電話の鳴った方から聞き慣れた声も聞こえてきた。
6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/19(金) 20:48:29.10 ID:n6hfI+eQ0
なっ!? じゃああたしが来たときから二人はすでに事務所に居たのか!?」
「Pさん!」
Pさんに向きなおる。あたしが来る前から二人が居たならPさんはもちろん知っていたはずだ。
7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/19(金) 20:49:00.52 ID:n6hfI+eQ0
「せっかく奈緒が素直になりそうだったから優しく見守ってただけだよ」
「そうそう。いつも素直じゃないお姉ちゃんを見守ってただけ。どう? お姉ちゃん思いな良い妹でしょ?」
あたしの可愛い妹分達は年上に対する敬意ってのが足りない。いつもいつもあたしをからかいやがって……。
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