20:名無しNIPPER[saga]
2016/02/27(土) 20:35:59.10 ID:887tizks0
結局その後は何事もなくアパートに到着した。タクシーの料金を払い終えてから隣を見る。真ちゃんは相変わらず目を瞑った苦しげな表情のままだ。
「真ちゃん、着いたよ。降りよう」
肩を揺すりながらそう言う私に対して、「うん……」と力無く呟く真ちゃん。でも、体を動かそうとする気配は感じられない。
それでもなんとかして真ちゃんをタクシーから降ろす事に成功する。運転手さんに「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝ると、軽い会釈だけを返されてタクシーは去っていった。
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