過去ログ - 時子「アァ? 法子のいるホテルで事件ですって?」
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1: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 19:53:31.08 ID:ERuKdMW10
【モバマスSS】です


――――事務所

時子「はぁ……ちひろ、貴女からそんな冗談を聞くとは思わなかったわ。躾けるわよ」

ちひろ「いえ本当に冗談ではなくてですね、困ったことに……あぁ、今丁度テレビでも流れ始めました」

時子「チッ……まぁどうせ事件といってもそんな大したことでは」

TV『ここで速報です。現在、オランダのホテルで武装した集団による立て篭もり事件が発生したとの情報が入りました』

TV『現地警察がすでに動いており詳細は後ほどになると思われますが、独自に入手した情報によりますと、日本人宿泊客が巻き込まれたとの――』

時子「」

ちひろ「という感じなんです……」

時子「……感じなんですじゃないわ! なにをしているのよ、そもそもオランダってどういうことなの!?」

ちひろ「ほら、少し前に法子ちゃんが時子ちゃんを誘っていたお仕事があったじゃないですか。ドーナツの歴史を辿る特別番組があると」

時子「確かにそんなことに熱心に誘われ……まさか!?」


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2: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 19:54:07.09 ID:ERuKdMW10
※財前時子様
i.imgur.com

※千川ちひろ
i.imgur.com
以下略



3: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 19:55:41.97 ID:ERuKdMW10

ちひろ「ええ、それで現在法子ちゃんはオランダに行っていまして……それで、泊まっているホテルが先程の事件があった場所ということに」

時子「っ……プロデューサーはなにをしているの、あの豚は! 一緒なんでしょう!?」

以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2016/03/01(火) 19:56:05.16 ID:nMKSIDF+0
なぜか東のエデンが浮かんだ



5: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 19:56:48.57 ID:ERuKdMW10

ちひろ「で、ですが一緒にオランダに行った番組スタッフが人質になってしまったらしく、現地も混乱の極みで……その……」

時子「つまり今、豚がゆかり達の側を離れるわけにもいかなくなったと、そういうことね」

以下略



6: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 19:57:40.80 ID:ERuKdMW10

時子「だったら尚更プロデューサーを突撃させなさい! あれはちょっと撃たれた程度で死ぬ豚じゃないでしょう!」

ちひろ「し、しかしこの状況でゆかりちゃん達の側からプロデューサーさんを引き離すのも危険でして!」

以下略



7: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 19:59:20.51 ID:ERuKdMW10

ちひろ「い、いけない……! あとで直さないと……」

時子「……あぁ、でも今ので少し冷静になれたわ。ええ、こんなところで喚いていても法子が助かるわけじゃない、むしろ事態は悪化するだけ」

以下略



8: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:01:11.00 ID:ERuKdMW10

時子「なら私は女王様よ、それで問題ないはず……というか、貴女が彼女達のことを言えた義理なの?」

ちひろ「し、しかしですね!」

以下略



9: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:02:16.64 ID:ERuKdMW10

――――1分後 アメリカ陸軍特殊部隊、作戦会議室

隊長「――以上が今度の合同訓練における我々の任務だ、質問がある者はいるか」

以下略



10: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:02:59.45 ID:ERuKdMW10

通信係「ま、待ってください! あ、相手は名乗りませんでしたが女性で、なぜか聞いていると逆らえない素晴らしい声ででこう仰っていました!」

通信係「『早く来い豚』そう伝えれば少佐は必ず電話に出られると! ブヒィ!」

以下略



11: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:04:15.75 ID:ERuKdMW10

隊長「分からないか、今、私に来ている電話はそれほど重大な、それこそ身内にも明かせられないほど重要な事態を連絡してきたということだ」

副隊長「……! それはまさか、だいと――」

以下略



12: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:05:16.59 ID:ERuKdMW10

――――数分後 ロシア連邦軍参謀本部情報総局、訓練室

教官「どうしたお前ら! 素手の俺一人に傷一つ負わせられないのか!? 床で寝るのが趣味なら帰っていいんだぞ!」

以下略



13: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:06:03.27 ID:ERuKdMW10

教官「情けないぞお前ら! いいか、俺だって人間だ、どこかで隙を見せることはある! だがそれをそんな子供みたいに待ってるようじゃ」プルルル ピッ

教官「誰だ! この電話には緊急以外かけてくるなと――なっ、貴女様はまさか……っ!?」

以下略



14: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:07:00.92 ID:ERuKdMW10

訓練生B「あ、あと30秒経ったら……行きます……」

教官「本当にしっかりしろよお前達……まあいい、帰ってきたらちゃんとトレーニングしていたか確かめてやるから楽しみにしておけ、じゃあな!」ダダッ

以下略



15: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:07:54.41 ID:ERuKdMW10

――――2分後 秘密情報部、長官室

諜報員「これが前回の任務の報告書です、長官」

以下略



16: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:08:42.27 ID:ERuKdMW10

長官「君が昔、南フランスで出会った少女との約束か……だが、それを律儀に守る必要もないのではないかね?」

諜報員「それは僕に死ねと言っているのと同じですよ長官」

以下略



17: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:09:33.84 ID:ERuKdMW10

オペレーター『……コホン、諜報員に緊急連絡が入っています。貴方の端末に転送してもよろしいでしょうか?』

諜報員「僕宛に……? 長官」

以下略



18: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:10:21.50 ID:ERuKdMW10

――――2時間30分後 オランダ、立て篭もり事件現場が見えるビル屋上

時子「……予定よりも早く集まるなんて、流石ね。出来る豚は好きよ」

以下略



19: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:13:18.99 ID:ERuKdMW10

時子「なに軽く引いてるの、貴女らしくない」

ちひろ「ですが、グリーンベレーの部隊長にスペツナズの教官、それにSISの諜報員を躾けてるとは、その、流石に予想外でして」

以下略



20:名無しNIPPER[sage]
2016/03/01(火) 20:15:08.10 ID:2tGhIPwY0
ちひろwwww


21: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/03/01(火) 20:15:31.28 ID:ERuKdMW10

隊長豚「ブヒヒッ! ありがとうございます!」

教官豚「ブヒンッ! ありがとうございます! まず、そこの女はどうやって俺たちの端末情報を知った? それにこの情報は正しいのか?」

以下略



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