過去ログ - QB「シュレーディンガーの猫による逆説的定理って知ってるかい?」
1- 20
1:名無しNIPPER[saga]
2016/03/01(火) 21:42:23.76 ID:SqJJLIMA0
【まぎマギ叛逆後SSです】

悪魔ほむら(以下“ほむら”)「……いきなり一体、何が言いたいのというのかしら?」

QB「そんなに警戒しないでよ。まぁ、君たちの言うところのちょっとした与太話だとでも思って暫く付き合ってよ」

ほむら「……それで私に、何かしらの利益があるのかしら?」

QB「ある意味で君にとっては利益であるとも言えるし不利益であるとも言えるかな?まぁその点の判断は、君次第っていったところだね」

ほむら「……まぁいいわ、続けなさい。そのかわり、くだらないと判断したら即刻強制終了させるわよ」


SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[saga]
2016/03/01(火) 21:52:16.81 ID:SqJJLIMA0
QB「その点はご随意に、って言っておくよ。それで話を戻すけど、まず君はシュレーディンガーの猫って話は知ってるかい?」

ほむら「……1匹の猫を1時間後に50%の確率で自動的に毒ガスが発生する装置付の箱に閉じ籠めたとした場合、閉じ籠めてから1時間後の箱の中には実際に開封するまでは」

1.毒ガスが発生せず猫が生きている。2.毒ガスが発生して猫が死んでいる。3.毒ガスは発生しなかったけど猫が死んでいる。4.毒ガスが発生したのに猫が生きている
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/03/01(火) 22:02:12.82 ID:SqJJLIMA0
QB「そして、ここからが本題だ。覚悟はいいかい?」

ほむら「何……を、覚悟しろっていうのかしら?」

QB「聡明な君のことだから、薄々は気付いているんじゃないのかい?そのシュレーディンガーの猫の逆説的定理においては」
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2016/03/01(火) 22:04:14.63 ID:bToZn0PDO
ついこの間同じようなスレ建てられてた気がする


5:名無しNIPPER[sage]
2016/03/01(火) 22:06:09.89 ID:HXn3ecwUO
よく分からんがパラレルワールドがあるかないかを観測できる第三者がいないのに断言出来るもんなのか?


6:名無しNIPPER[saga]
2016/03/01(火) 22:07:33.72 ID:SqJJLIMA0
……といった感じで、QBと悪魔ほむらの会話形式で進めていきます。

全然書き溜めはしていないので更新は遅いですし、数レス程度で終わる予定です。

あくまでも自分個人の見解を書き連ねますので、嗜好に合わない方はそっとスレ閉じでお願いいたします。


7:名無しNIPPER[sage]
2016/03/01(火) 22:39:19.41 ID:tjwQ5icNP
西尾維新の作品だと、よくあるオチだよね

最初はそんなもの存在しなかったけれど、
あたかもそれが存在していると思い込んで生きていくうちに、
それが本当に存在していることになり、
以下略



8:名無しNIPPER
2016/03/01(火) 23:06:01.41 ID:KuJWNy24O
信者の方に「新スレあったの気づかなかったけど荒らしてくれたから気がつけたわ」と感謝されたので今回も宣伝します!

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/03/01(火) 23:34:43.70 ID:SqJJLIMA0
QB「そもそもパラレル世界の定義を考えてみた場合、それを維持するためのエネルギーが、ひとつの問題となって来るんだ」

QB「まず平行線世界があるとした場合、いまボクたちが認識しているこの世界のすぐ隣には、万物の事象のうち不特定の誰か1人の片方の靴下の色が違うだけの差異しか無い世界が存在することになる」

QB「そしてそのすぐ隣には、その不特定の誰か1人の片方ではなく両方の靴下の色が違うという差異しか無い世界。さらにそのすぐ隣には両方の靴下と履いているズボンの色……というようにね」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/03/01(火) 23:35:39.35 ID:SqJJLIMA0
QB「シュレーディンガーの猫では箱を開けるまでは4つの平行世界が混在しているけど、いざ箱を開けてみた瞬間、箱の中が1の状態であったとするならば世界は1へと集約する。2、3、4の世界は消滅し存在しなくなるというわけさ」

ほむら「……それをいうなら開けてみた瞬間の箱の中が2の状態なら2の、3の状態なら3の、4の状態なら4の世界へと集約するんじゃないの?」

QB「仮定の上ではね。でも重要なのは“世界がどの状態になったか”ではなく“世界がならなかった可能性はどうなるのか”ということなのさ」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/03/01(火) 23:36:09.34 ID:SqJJLIMA0
QB「そしてだからこそ、ボクが何を言いたいのかは、もうわかっているんじゃないかい?」



12:名無しNIPPER[saga]
2016/03/01(火) 23:36:46.21 ID:SqJJLIMA0
QB「ねぇ、そうだろう?」



13:名無しNIPPER[saga]
2016/03/01(火) 23:37:21.99 ID:SqJJLIMA0
QB「 時 間 遡 行 の 悪 魔 暁 美 ほ む ら 」



14:名無しNIPPER[saga]
2016/03/01(火) 23:42:55.63 ID:SqJJLIMA0
本日はここまで。

ここまではQBの1人(1匹?)語りのようになってしまいましたが、次の更新からはほむらも含めて問題の核心に焦点を当てていく予定です。



15:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 14:10:36.24 ID:mM+BpmGjO
つづけたまえ


16:名無しNIPPER[sage]
2016/03/02(水) 15:05:26.53 ID:cMFVLGFSO

パラレルワールドにおける事象の収束については、昔考察した事があるので楽しみ


17:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 15:40:26.88 ID:wQUfAkrY0
QB「“鹿目まどか”と過ごした時間のやり直しを願い、時間遡行の能力を持つ魔法少女としてボクたちと契約を結んだ」

QB「ちょっと前にそんな風に、君は話してくれたよね?」

ほむら「……ええ、そんなこともあったわね…………」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 15:40:52.75 ID:wQUfAkrY0
ほむら「そう、その通りよ……」



19:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 15:41:51.04 ID:wQUfAkrY0
ほむら「1番初めに出会った時のまどかはごく平凡な魔法少女で、その素質は巴マミや佐倉杏子と比較すると寧ろ低いほうだった……」



20:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 15:42:21.84 ID:wQUfAkrY0
ほむら「それなのに……」



21:名無しNIPPER[saga]
2016/03/02(水) 15:43:02.15 ID:wQUfAkrY0
ほむら「私が時間を遡る度に、まどかの魔法少女としての素質は信じられないほどの速度で上がっていった……」



268Res/92.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice