過去ログ - 幼馴染に貰ったぬいぐるみが喋りだした話
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名無しNIPPER
2016/03/06(日) 00:59:18.48 ID:3Asup3TC0
リビングの壁掛け時計を見ると、もう時刻は十一時を指す頃だった。
付けっぱなしのテレビからは夜のニュース番組が流れている。
「だからさっき言ったんじゃん。男くんのことを祝いに来たんだってば〜」
以下略
27
:
名無しNIPPER
2016/03/06(日) 01:24:16.46 ID:3Asup3TC0
「何それ?どういうこと?」
幼馴染は立ち上がり俺の座っているソファに前に来ると、顔を近づけて来る。
俺と幼馴染との顔の距離は、ほんの数センチまで迫っていた。
以下略
28
:
名無しNIPPER
2016/03/06(日) 01:42:34.85 ID:3Asup3TC0
「帰る…」
「あ、ああ…もう遅いし送ろうか?」
「いいわよっ!このバカっ![
ピーーー
]ぇっ!」
以下略
29
:
名無しNIPPER
2016/03/06(日) 02:11:11.60 ID:3Asup3TC0
男くんへ…
メリークリスマス&ハッピーバースディ!!
メッセージカードにはシンプルにそう書かれていた。
以下略
30
:
名無しNIPPER
2016/03/06(日) 02:30:57.88 ID:3Asup3TC0
翌日、昨日から高校も冬休みに入り、気が抜けた俺は昼過ぎまで眠っていたらしい。
雪は降っていないようだが、窓は結露し外はかなり寒いことが分かる。
結局昨日はあれからリビングのソファで眠ってしまったらしい。
「あぁ、起きたくねぇ。もう一生寝ときたい…」
以下略
31
:
名無しNIPPER
2016/03/06(日) 02:54:01.04 ID:3Asup3TC0
さっきの誰?
急いで上体を起こし、リビングをぐるっと一周見渡すが人の気配はない。
幽霊…いやそんな非科学的なものは信じていない。
でも、だったらさっきの声は…
以下略
32
:
名無しNIPPER
2016/03/06(日) 03:16:53.41 ID:3Asup3TC0
「…えっ?サ、サンタァ!?」
昨日、幼馴染から貰ったプレゼントの可愛らしい顔つきをしたサンタクロースのぬいぐるみがひとりでに立ち、こちらを見上げていた。
「どうしたんですか、きょとんとした顔をして…」
以下略
33
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/03/06(日) 04:10:06.56 ID:ZSXwwh3oo
やっと物語が動き始めたか
34
:
名無しNIPPER
2016/03/06(日) 08:48:44.05 ID:3Asup3TC0
とりあえず一旦落ち着こう。
深呼吸、深呼吸…
すぅ〜はぁ〜。すぅ〜はぁ〜。
「って、落ち着けるかぁ〜!」
以下略
35
:
名無しNIPPER
2016/03/07(月) 19:31:18.81 ID:W7vTjwJH0
「いやいや、そうじゃなくてさ」
状況が把握できないぜ…
「と、とりあえず、何で言葉話せんの?」
以下略
36
:
名無しNIPPER
2016/03/07(月) 20:58:17.64 ID:W7vTjwJH0
とりあえず、幼馴染に確認してみたほうがいいのか。
でも俺、幼馴染のメアドも携帯番号すら知らないしなぁ…
かといって幼馴染の家に直接確認しに行くのもなぁ…
「…はぁ〜」
以下略
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