過去ログ - 華琳「ガッツ……貴方を、必ず私の物にしてみせるわ」
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8:名無しNIPPER
2016/03/05(土) 01:36:05.62 ID:BCv3nobOO
最初にしゃべった金髪の女の子。一番背が小さいし、しゃべり方といい子どもっぽい印象を受ける。頭になんか色々乗っけているし、不思議少女って感じだ。あまり見たことない貴重なキャラだ。
 次の子は、メガネをかけた理知的そうな女の子。姿勢といい雰囲気といい真面目っぽいけど、ちょっと固そう。あえて挙げるとしたらファルネーちゃんに近いかな?
 最後の槍を持った白い服の女性は……よく分からなかった。でも頭でなく心で理解したぜ、アニキ。彼女とオレは絶対に話が合う。蝶みたいにヒラヒラした感じといい、三人の中では一番余裕を感じられる。

――さーて、誰に話しかけたらいいかな?

 パックアイがピピピピピと目標を捕捉する。初めの印象はとても大切だ。

――うむ、あの子にしとくか。

 キラリン☆とクリパックの目が光った。ふわふわと近づき、いきなりその女性の前――――ほんとに目の前に出る。

「ん? どうした、り……」

 いきなり歩みを止めたことに気づいたのか、槍をもった女性も後ろを振り返る。

「やほっ、元気?」

 そして時が止まった。
 フレンドリーに呼びかけたというのに、全く返事がない、しかばねのようだ。それは他二人もそうであった。

 待つこと少々。そのボブカットの女性は自分のメガネを外して、キュキュキュッとハンカチで拭いた。思った通り、いいリアクションをする。どうやらエルフを見たことはないみたいだ。

 それではそれでは。幻でないことを証明するために。

「たっち♪」

 女性の鼻頭を軽く触れた。

「…………きゅーっ」
「り、稟! しっかりしろ、傷は浅いぞっ!」
「…………くーっ。はっ、驚きのあまり眠ってしまいましたー」
「計画通りっ!」




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