過去ログ - 【安価】ニンジャスレイヤー・ボーンオブ・ソウカイニンジャ【豊満】(Part17)
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◆HheB5CIUf2
[sage]
2016/03/19(土) 21:13:22.80 ID:dP6Wgi+Fo
カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル〜デッドマンズ・ハンティング〜
夜。五段重ねの重箱めいたビルが整然と並ぶ、ガイオン・オミヤゲストリート。
ビルの壁面は黒く艶々としたガラス液晶になっており、
階と階の継目部分は右から左へと赤いLEDライトがグラデーション点灯して、嫌がおうにもサイバー感を高める。
1階から2階部分は、江戸時代を彷彿とさせるような高級土産屋、キンギョ屋、コケシ屋、オメーン屋などが並ぶ。
目が痛いほどの神秘的な青いビームを放っているのは、最高級の合法オイランハウスだ。
奥ゆかしく林立したノボリには「真実味」「伝統的な」「出来が違う」などの極細ミンチョ体が躍る。
ストリートの横幅はかなり広い。実際タタミ50枚分ほどはあるだろう。
車は進入できず、ストリートの入口ではマシンガンを持ったマッポやスモトリたちが警備にあたっている。
下層市民を中に入れないためだ。通りにはボンボリツリーなどの幸福オブジェが並び、市民や観光客でごった返している。
そんな中、高級アルマーニスーツを着た男が2人、縦縞スーツにサスペンダーの男が1人、
男たちに追従するダークスーツにサイバーサングラスの男と、
赤い襤褸をマントめいて羽織り、その下には女性用のダークスーツを着た少女がいた。
少女の胸は普通だった。
「フハハハハハ!まいったまいった!遊びすぎて追い出されてしまった!」
少し酒の入ったガタイのいい男が高笑いをする。
あきらかに育ちは良くない。
「ミナミーくん!飲みすぎだよ!カルアミルクを10杯も!」
もう一人の男はスーツが悲鳴をあげていた。
ふとっているわけではない。むしろ鍛えられた筋肉によってサイズがあってないスーツが悲鳴をあげているのだ。
「フハハハハハ!二つで十分だったな!フハハハハハ!」
「やめてくれないかな、そのバカ笑い」
顎髭を生やしてはいるがまだまだ若さが見える青年実業家が呆れながら高笑いをする男を伊達眼鏡のレンズを拭きながら言った。
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