39: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/03/11(金) 22:08:30.38 ID:n8gVf/dc0
皐月「ボクたちのせいだ……ボクたちがもっとしっかりしていれば……」
天津風「あなた達のせいじゃないわ。那智さんだって、そう簡単にやられたりはしないはずよ」
雪風「早く、しれぇに報告しましょう!」
時津風「で、でも、今から行けば島風に追いつけるかもよ?」
浜風「しかし、それはまた……あの時のように我々が軍規違反を犯すということです……」
浦風「じゃけど……提督も那智さんも、まずは報告って言いよるけん……」
時津風「どうしよう…………ねぇ、天津風?」
天津風「………………」
―――――――――今度こそ私が、あの子を助けなきゃ。
天津風「…………島風を追うわ」
雪風「でも、またしれぇに怒られちゃいます!」
天津風「その時はまた、皆で怒られましょ」
時津風「えぇー……」
浜風「島風を追うべきだという根拠が、何かあるのですか?」
天津風「聞こえたのよ」
浦風「聞こえた……?」
天津風「しっかり届いたわ…………彼女の……天津風の声が」
時津風「え……どういうこと? 何言ってるの?」
天津風「つべこべ言わない! これよりあたしたちは、島風を追って、那智さんを連れて帰るの! いいわね!?」
雪風「……はい! 雪風は賛成です!!」
浦風「あはは……結局こげな展開になるんじゃねぇ。……ええよ、付き合っちゃる!」
浜風「それが旗艦の判断とあらば、異議はありません」
時津風「島風も天津風も、ほーんと仕方ないなぁー」
天津風「よし! それじゃあないない駆逐隊、抜錨よ! ついてらっしゃいな!!」
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