過去ログ - 提督「踊れ、ないない駆逐隊!」
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51: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/03/11(金) 22:49:42.47 ID:n8gVf/dc0


時津風「うそ……」

浦風「うちらと……同じ艦隊……?」

浜風「まさか、そんなことが……」

雪風「雪風、運命を感じちゃいます……!!」

天津風「彫刻を担当したのは旗艦の天津風。彼女は泣きながら、歯を食いしばりながら、あなたの名前を墓石に刻んだの」

島風「じゃあなんで……『陽炎型』だなんて……」

天津風「彼女の日報にはこうも書いてあったわ。『もし私が沈んだら、その時は島風の隣で眠りたい』と」

島風「私の……隣……。 ……天津風ちゃん…………」












『あなたは最後まで、私たちに心を開いてはくれませんでした。

 でもきっとそれは、私たちも同じだったのかもしれません。

 あなたに一言伝えるだけなのに、それができなかったことを深く後悔しています。

 あなたは天国へ行ってもひとりぼっちで寂しがっているでしょうから、今さらだけど、言わせてください』

 


          『 島風、あなたは私たちの大切な仲間です。 そして……姉妹です 』









島風「陽炎型駆逐艦……島風…………」

天津風「もう分かったでしょ? 当時の島風は、決してひとりぼっちなんかじゃなかった」

島風「………………」

天津風「もちろん、今のあなたもね」

島風「天津風ちゃん……私…………皆を仲間だと思って、いいの……?」

天津風「えぇ」

島風「いっぱい迷惑かけたり、ワガママ言っても……いいの?」

天津風「今さら何言ってるのよ」

島風「皆と一緒にいても………………いいの?」

天津風「島風」

島風「天津風ちゃん…………」

天津風「あたしたちは6人全員で、ないない駆逐隊よ」





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