過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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16:1[sage]
2016/03/13(日) 00:06:38.41 ID:liDu2/2B0

一色「んもぅ、せんぱぁーい、立ってると寒いんだから早くしてくだーさーいー」両手で肩を抱いた一色がぴょんぴょん跳ねながら鼻にかかった甘え声を出す。

八幡「…だから誰もやるだなんて、ひとっ言も言ってねぇだろ」お前人の話をちゃんと聞きなさいって学校で習わなかったのかよ。

一色「あ、そんなこと言うんだったら私、奉仕部に依頼しちゃいますよ?!それなら文句…じゃなかった、問題ありませんよね?!」

むんっとばかりに得意げに胸を張って見せるのだが、残念ながら目視では顕著な変化は観測できない。せいぜいミリ単位、誤差の範囲内だ。

八幡「…アホかお前。問題ありまくりだっつーの」

一色「え?でも奉仕部って、生徒が抱える悩みや問題をなんでも解決してくれるところじゃありませんでしたっけ?」

雪乃「――― なんでも、という訳ではないわ。それに正確には解決するのではなく、解決するための手助けをするところ、ね」一色の率直な問いに雪ノ下が部長として答える。

一色「それって、何が違うんですか?」顔中にハテナマークを浮かべて俺を見た。

八幡「ああ、つまり、俺たちはあくまでも依頼人に力を貸すだけであって、問題を解決できるかどうかは本人次第ってことだ」

一色「…ふーん」

わかったようなわからないような顔をしているが、大抵そういうヤツに限って実はよくわかっていない。(俺調べ)



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