過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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301:1[sage]
2016/05/30(月) 00:45:50.38 ID:aq/K41Ew0

雪乃「確かにその男の言い方には、色々と問題があると思います」

気がつくと、雪ノ下がそのまま静かに言葉を継ぎ始めていた。

以下略



302:1[sage]
2016/05/30(月) 00:47:31.00 ID:aq/K41Ew0


城廻「そっか〜。そだよね〜」


以下略



303:1[sage]
2016/05/30(月) 00:49:36.33 ID:aq/K41Ew0

何を思ったのか不意にめぐり先輩が、にぱっと、とても明るい笑顔を浮かべて見せた。


城廻「あ、じゃあ、くま○ンとかなら、どーかな?!」
以下略



304:1[sage]
2016/05/30(月) 00:51:00.86 ID:aq/K41Ew0

その時、会議室のドアが荒々しく引き開けられ、奉仕部顧問にして文化祭担当でもある平塚静先生が白衣の裾を颯爽と翻しながら、険しい顔で入ってきた。


平塚「相模! これはいったいどういう事だ?!私は何も聞いておらんぞ?!」
以下略



305:1[sage]
2016/05/30(月) 00:52:31.56 ID:aq/K41Ew0

知名度は既に全国区だと思われるが、ここらで一応、説明くらいしておいた方がいいだろう。

チーバくんとは、千葉県公式のご当地キャラクターで、いわゆる“ゆるキャラ”である。

以下略



306:1[sage]
2016/05/30(月) 00:53:59.56 ID:aq/K41Ew0

雪乃「いつの間に?」

手にしたチラシと相模の顔を交互に見ながら雪ノ下が問い質す。

以下略



307:1[sage]
2016/05/30(月) 00:55:56.68 ID:aq/K41Ew0

平塚「さて、問題はこれをいったいどう処理するか、だな」


当然のように俺の隣の椅子に腰を下しながら、平塚先生が黒いパンツスーツに包まれた長い足を無造作に組む。
以下略



308:1[sage]
2016/05/30(月) 00:59:30.67 ID:aq/K41Ew0

話し合い ―― というか、ほとんど俺と雪ノ下のふたりの間で矢継ぎ早に意見を重ね、とりあえず着ぐるみの受け渡しはワンボックスカーを持っている先生から車を借りることになり、スーツアクターについても、当日手の空いている文実委員が交代で務める、というところに落ち着いた。

後はチーバくんを登場させるのに良さげなイベントをいくつか洗い出し、そのクラスと交渉が成立すれば、なんとか体裁だけは取り繕うことができそうだ。
文化祭のパンフレットへの掲載は間に合わないが、当日校内に告知を貼り出しておけば十分だろう。相模の作ったチラシの内容がかなり大雑把なものだったのも逆に幸いしたようだ。
以下略



309:1[sage]
2016/05/30(月) 01:04:53.95 ID:aq/K41Ew0

平塚「確かに比企谷は性格はともかく、ある意味有能な人材ではあるからな。性格はともかく」

八幡「 …… それ、繰り返し言う必要があるんですかね?」

以下略



310:1[sage]
2016/05/30(月) 01:08:17.17 ID:aq/K41Ew0

平塚「しかし、確かに先ほどのキミたちのやり取りはなかなか見物だったな。そうだな……まるで、長年連れ添った夫婦みたいだったぞ?」

にやりとからかう様な笑みを浮かべながら、平塚先生いきなりとんでもない事を言い出した。

以下略



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