過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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773:1[sage]
2017/01/09(月) 23:24:30.57 ID:kXa9aNQe0

由比ヶ浜はそんな三浦の後姿を見ながら、すぐに後を追うべきかどうか躊躇っていたようだが、その視線をおずおずと俺に向けた。
言葉にこそ何も出さないが、その揺れ動く瞳を見れば何を問うているのかは一目瞭然だ。


以下略



774:1[sage]
2017/01/09(月) 23:28:10.03 ID:kXa9aNQe0


八幡「 ……… それがお前の選択なんだな」


以下略



775:1[sage]
2017/01/09(月) 23:30:24.40 ID:kXa9aNQe0

葉山「キミはこんな時にさえ随分と落ち着いていられるんだな」

不意に葉山が返してきた言葉によって、俺の思いは断ち切られる。

以下略



776:1[sage]
2017/01/09(月) 23:34:22.40 ID:kXa9aNQe0

短くてスマンが今日はこの辺で。ノシ


777:名無しNIPPER[sage]
2017/01/10(火) 00:51:04.27 ID:3iTwcxSbO
イイヨー


778:名無しNIPPER[sage]
2017/01/10(火) 09:00:49.69 ID:ReI3nVX+o
乙です


779:1[sage]
2017/01/13(金) 00:21:06.60 ID:Vf9ZrkSy0

その"もうひとり"、つまり雪ノ下の所属する2年J組の教室は、同じ2学年のフロアの一番奥まった場所に位置している。

帰国子女が多いこのクラスは女子の比率が高く、ほとんど女子生徒のみで構成されているといってもいいだろう。

以下略



780:1[sage]
2017/01/13(金) 00:23:15.93 ID:Vf9ZrkSy0

砕け散りそうになるメンタルにひたすら鞭打ち、半ば開き直るようにしてJ組の教室の前まで辿り着くと、そこにはなぜか所在なげにたむろしている数人の男子生徒の姿があった。ちなみに俺の場合は教室の中でさえ所在ない。

こんな時、本来であればその中に誰か知り合いを見つけて雪ノ下を呼び出してもらうのがベストなのだが、残念ながらJ組に知り合いはいない。

以下略



781:1[sage]
2017/01/13(金) 00:25:12.46 ID:Vf9ZrkSy0

仕方なく覚悟を決め、男子生徒の前を“ちょっと通りますよ”とばかりに素通りし、そのまま教室の扉を開けようとすると、


「おい、待てよ」
以下略



782:1[sage]
2017/01/13(金) 00:27:56.98 ID:Vf9ZrkSy0

普段であれば、例え相手がどのような無礼を働いたとしても終始下手かつ卑屈に接し、姿が見えなくなった途端“ふっ、今日のところはこれくらいで勘弁しておいてやる”と人知れずクールに呟くところまであるのだが、今の俺は少しばかり虫の居所が悪かった。


八幡「雪ノ下に話があんだよ。いるんだろ?」
以下略



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