過去ログ - 吹雪「目覚めると、そこは如月ちゃんのパンツだった」
1- 20
948:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/23(木) 03:48:12.32 ID:QhHYqTROO
艤装に取り付けられた対空の為の機銃が仰角を上げる。
危険な物だけ迎撃し、後は回避するだけだ。
無い右腕を振って、掃射する。

吹雪「墜ちろ!」
以下略



949:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/23(木) 03:49:48.12 ID:QhHYqTROO
吹雪「いくよ――!」

まずは垂直に、顎を蹴り上げた。
上に向いたレ級の視界に、それと共に見えるのは――同時に空に浮かんだ対潜用爆雷が一つ。

以下略



950:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/23(木) 03:51:03.30 ID:QhHYqTROO
吹雪「くっ――うっ、ぐぅ……!」

左腕の連装砲が上の牙を、右足先の艤装が下の牙を何とか砕けず押し留める。

レ級「……!」
以下略



951:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/23(木) 03:51:58.14 ID:QhHYqTROO
吹雪「…………!」

吹雪の右目から、身体を駆け巡る熱が漏れ出した。
紅蓮となって揺らぐその炎に、潰れ行くその牙を暫し押し止めた事に、しかし深海棲艦は恐れもしない。

以下略



952:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/23(木) 03:53:15.39 ID:QhHYqTROO
吹雪「くそっ……この……!」


でも、このままでは、どうにもならない。
だから、ここで負ける訳にはいけない。
以下略



953:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/23(木) 03:54:45.67 ID:QhHYqTROO
艤装が、力強く咆哮する。

レ級「!!?」

吹雪「う、お、お……おぉ……!!」
以下略



954:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/23(木) 03:56:11.54 ID:QhHYqTROO
吹雪「はぁっ、はぁ……っ!」

その奪ったパーツを海に投げ込む。
――魚雷に当たって爆発した。

以下略



955:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/23(木) 03:57:26.58 ID:QhHYqTROO
レ級「――――!」

主砲は四基にもなり、メチャクチャに掃射してくる。
口径も一回り大きくなっていて、回避した際の衝撃も強くなって。

以下略



956:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/23(木) 03:58:16.68 ID:QhHYqTROO
吹雪「違う――! あの艤装、壊れた端から直ってる――いや、入れ替わってる?」

吹雪「――っ!」

足元を魚雷の弾幕という、おおよそ意味不明なソレを高く飛び上がって回避した。
以下略



957:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/23(木) 03:59:11.60 ID:QhHYqTROO
――――暁の水平線

吹雪「助かった……?」

レ級「?――?」
以下略



1002Res/353.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice