過去ログ - 艦隊これくしょん story of memory 第一章 暴竜と呼ばれた男
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2: ◆OotaGP5eR12I[sage]
2016/03/14(月) 23:03:35.06 ID:vx6MHtLv0
提督「初めまして。これより鎮守府に着任し、艦隊の指揮をとる者だ」

電「は、はい。駆逐艦の電なのです。よろしくお願いします、司令官さん」

電(とても長身でほっそりした若い男性なのです。でも、目から生気を感じないのです。そして何よりm・・・)
以下略



3: ◆brv/9cAxq6[sage]
2016/03/14(月) 23:15:53.38 ID:vx6MHtLv0
提督「昔着たことがあるのだが、動きづらくてな。無理を言って許可を貰った」

電(それでも、その服装はどうかと・・・)

彼女がそう思うのも無理は無い。青年の服装はお世辞にも軍人のそれとは言い難いものだった。無地の黒いVネックの上に赤いチェック柄の長袖シャツを羽織っている。赤い袖に通している両手の親指を青い長ズボンのジーンズのサイドポケットに入れていて、ズボンの裾からは黒いスニーカーのような靴が覗いている。だが、それよりも彼の身に付けたある三つの物が、電の注意をひいた。
以下略



4: ◆OotaGP5eR12I[sage]
2016/03/14(月) 23:26:08.16 ID:vx6MHtLv0

電「司令官さん、その・・・どうして刀を持っているのですか?」

もう一つの物、それは彼の左腰に携えられた一振りの日本刀だった。ただの刀ではない。黒い鞘の周囲を金色の龍が巻きついており、鯉口を横から咥えるかのように頭部が付いていた。まるでゲームの世界の刀の様で、電は正直気味が悪かった。

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5: ◆OotaGP5eR12I[sage]
2016/03/14(月) 23:35:55.11 ID:vx6MHtLv0

提督「ふむ、では電。少しおかしな質問だが、お前がナイフ片手に大の男を相手するとしよう。一人で戦うのと、同じ装備の仲間と二人で戦うのとどちらが戦いやすい?」

電「それは・・・二人の方が楽だと思うのです」

以下略



6: ◆OotaGP5eR12I[sage]
2016/03/14(月) 23:41:53.00 ID:vx6MHtLv0
―――鎮守府近海

??「ココカ・・・」

ポイッ バシャン!! プカプカ・・・
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7: ◆OotaGP5eR12I[sage]
2016/03/14(月) 23:54:30.82 ID:vx6MHtLv0

鎮守府
執務室のある建物と工廠とは少し離れており、提督と電はその道中の海上演習場の側を歩いていた。
ピクッ
提督「・・・ん?」クル
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8: ◆OotaGP5eR12I[sage]
2016/03/15(火) 00:11:33.64 ID:XsRRATOE0

電「し、司令官さん!?どうして水に浮いているのですか!?」

提督「あぁ、この靴の裏には高浮翌力の物質が敷き詰められていてな。一立方センチメートルにつき、50キロまでの重量を水面に浮かせる事が可能な代物だ」スタッ

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9: ◆OotaGP5eR12I[sage]
2016/03/15(火) 00:33:11.94 ID:XsRRATOE0

二人は箱の中身を持って工廠に行った。

提督「妖精さん達はいるか?」

以下略



10: ◆OotaGP5eR12I[sage]
2016/03/15(火) 00:39:17.38 ID:XsRRATOE0

妖精a「これが預かり物さ」
妖精b「皆、貴方の所有物だよ、提督」
妖精c「運がいい・・・では片付かないね」

以下略



11: ◆OotaGP5eR12I[sage]
2016/03/15(火) 00:53:41.01 ID:XsRRATOE0

暫くして・・・・

提督「・・・・ほぉ」

以下略



12: ◆OotaGP5eR12I[sage]
2016/03/15(火) 00:59:30.20 ID:XsRRATOE0

金剛「ただのluckとは思えないネー」ポカン

電「電も同感なのです」苦笑

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