過去ログ - 上条「学園都市はこっからが正念場だ」
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16:名無しNIPPER
2016/03/19(土) 14:46:01.85 ID:un0g6Ddf0
― 学園都市、とある路地


一方通行「何だァ、オマエ」


上条が捜している人物は、第七学区の裏路地で武装無能力集団(スキルアウト)の掃除をしているところだ。

そんな彼の前に、一人の大男が現れた。


アックア「貴様が、学園都市の能力者の頂点、という事で間違いないであるか」


青い十字の入ったゴルフウェアの男は、一方通行を前にそんな事を口にした。


一方通行「オッサンが俺に何か用かァ? 悪ィが、今は立て込ンでンだよ。用なら後にしろ」


が、一方通行のピリピリとした鋭い殺気に対し、大男は一歩も引かない。


アックア「それはスキルアウト、という連中の掃除とやらか?」

一方通行「あァ? オマエ、上の連中かァ? ……いや、アイツ等が顔を出すワケねェよなァ?」


ピ。と、音がした。

首筋の電極に手を置き、チョーカーをon。能力使用モードに移行した一方通行の体は神速を超える速度で動き出す。

轟!!! と、神速の一撃が大男の顔面に直撃する。


一方通行「――――――――――あァ?」


はず、だったのに。

一方通行の全力の一撃は、躱されていた。

ゴバァ!! と、そこに残る空気だけが弾け、爆散する。


一方通行(何だァ? コイツ。上の連中はまず顔を出さねェ。てっきり駒場みたくスキルアウトのリーダーかと思ったが、それにしては身なりがイイ)

アックア「中々の速度だが、それでは私には追いつけんぞ」

一方通行「………『発条包帯(ハードテーピング)』でも無さそォだな。そォいう能力者かァ?」

アックア「私は能力者ではない。かといって、お前達を納得させる言葉は見つかりそうにないな」

一方通行「チッ。まァイイ。何だか知らねェが、俺の前に立つって事がどォいう意味を持つか教えてやるから覚悟しろォ?」


再び、一方通行が動く。

足元を蹴り上げ、土の弾丸をアックア目掛けて飛ばす。

それをアックアが片手で払い、余裕のある動きで一方通行に接近する。

辺り一帯を潰しかねない壮絶な戦いが、始まる―――。


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