過去ログ - 上条「学園都市はこっからが正念場だ」
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53:名無しNIPPER
2016/03/22(火) 11:05:41.36 ID:Hec+9cl/0
―― 学園都市、第七学区の裏路地(VSアックア)


アックア(まさか、退く事を考える事になるとは思ってもいなかったのである)


アックアは、目の前の集団を眺めては、溜息をつく。

削板軍覇。一方通行。そして謎の少女。天草十字。


アックア(だが、今は上条当麻がいない。ならば、魔術を使えば一網打尽にできるのである)


アックアを中心に水があふれだし、それが渦を巻いて渦潮のように変化する。


建宮「まずいのよな……!!」

一方通行「チッ。オイ。そこのクワガタ頭」

建宮「ク、クワガ……ッ!? 何なのよな赤眼!」

一方通行「あれは水ごとそのまま”魔術”っつーもンなのかァ? それとも、性質そのものは水かァ?」

建宮「性質は水なのよな!! だから蒸発させる事も可能なのよ。けども、アックアほどの魔術師なら、蒸発させても一瞬で魔術を発動してくるのよな」

一方通行「……チッ」

削板「よし、俺がやる」

風斬「……」

削板「要は、絶対等速とかとは違って、魔術で操ってんだろ? なら、俺がどうにかふっ飛ばしてみる」

一方通行「第七位」

削板「?」


キュイーン!! と、一方通行が削板を投げ飛ばした。

一方通行の能力、ベクトル操作。

それによって、削板の体が神速で飛ばされたのだ。

常人なら肉がはじけ飛ぶこれも、原石たる意味の分からないチカラを持つ削板ならば耐えられた。

その速度を利用して。


削板「なるほ――――どぉお!!」

アックア「ぬ――だが、魔術はどうするつもりである」

インデックス「CFA(上方へ変更せよ)」


グイン!! と、水の魔術が強引に上へと持ち上げられた。

強制詠唱。


ステイル「まったく。上条当麻が病院に連れていかれたっていうだけで飛び出していくなんて」

土御門「妬いてるぜよ? ステイル」

ステイル「誰が。――――魔女狩りの王」

土御門「さってさて、俺も命を惜しがってる場合じゃないな。――――場ヲ区切ル事。紙ノ吹雪ヲ用イ現世ノ穢レヲ祓エ清メ禊ヲ通シ場ヲ制定 (それではみなさん。タネもシカケもあるマジックをごたんのうあれ) 。――界ヲ結ブ事。四方ヲ固メ四封ヲ配シ至宝ヲ得ン (ほんじつのステージはこちら。まずはメンドクセエしたごしらえから) ――折紙ヲ重ネ降リ神トシ式ノ寄ル辺ト為ス (それではわがマジックいちざのナカマをごしょうかい) ――四獣ニ命ヲ。北ノ黒式、西ノ白式、南ノ赤式、東ノ青式 (はたらけバカども。げんぶ、びゃっこ、すざく、せいりゅう)

土御門「――式打ツ場ヲ進呈。凶ツ式ヲ招キ喚ビ場ヲ安置 (ピストルはかんせいした。つづいてダンガンをそうてんする) ――丑ノ刻ニテ釘打ツ凶巫女、其ニ使役スル類ノ式ヲ (ダンガンにはとびっきりきょうぼうな、ふざけたぐらいのものを) ――人形ニ代ワリテ此ノ界ヲ (ピストルにはけっかいを) ――釘ニ代ワリテ式神ヲ打チ (ダンガンにはシキガミを) ――鎚ニ代ワリテ我ノ拳ヲ打タン (トリガーにはテメエのてを)」

一方通行「くかきけこかかきくけききこくけきこきかかかーーー!!」

削板「このまま――――すごい、ぱーんち!!」


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