過去ログ - 強い想いがあったなら
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10:名無しNIPPER
2016/03/20(日) 20:19:25.15 ID:r/YI2ILr0
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 夏美が、僕のことが好きだって?
 僕は驚きのあまりその場に立ち尽くしてしまった。
 信じられない。彼女が僕のことを好きだなんて、信じられないよ。

「でも、もう遅すぎた・・・・・・」

 僕は悔しくて、自分の墓石を殴った。が、その腕は虚しく通り抜ける。
 それが悔しくて何度もその墓石をぶん殴るそれは何度も通り抜ける。

「おいおいそこの若者よ。墓石に八つ当たりをするんじゃない」

 その時、隣の墓に来ていた老人が僕を注意する。
 僕は最初、あ、すいません、とか言ってやめかけたが、すぐに異変に気付く。

「僕が見えるんですか!?」
「はぁ?見えないわけがないだろう。まだそこまで目は衰えておらんわい」

 少し不機嫌そうに言ってから近くにあった木のバケツにペットボトルの水を入れ始める。
 僕はその老人の近くに駆け寄った。


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