過去ログ - 【シュタゲSS】フェイリス「……パパ?」
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62: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/27(日) 00:13:34.53 ID:7lt3rUDz0
黒木「こちらを……お受け取りください」

そう言って差し出したのは、ボロボロになっている箱だった。

紅莉栖「こ、これは?」
以下略



63: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/27(日) 00:32:00.96 ID:7lt3rUDz0

黒木「いえ、そうではありません。2003年7月25日、牧瀬様は秋葉家を訪れ、苦しげな顔をされまま、このテープのB面に録音なされていました」

留未穂「えっ?」

以下略



64: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/27(日) 00:34:59.19 ID:7lt3rUDz0

中鉢『第……えー、第何回目だったかな、とにかく、相対性理論……超越委員会』

中鉢さんの声が聞こえると、紅莉栖ちゃんが一瞬ビクッとなる。
私はずっと紅莉栖ちゃんの肩に手を置いたまま、聞いた。
以下略



65: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/27(日) 00:37:01.79 ID:7lt3rUDz0
中鉢『……なあ、幸高……それでな……』

中鉢『私は……俺はっ、タイムマシンを使ってやりたいことがあるんだ……』

先ほどから、紅莉栖ちゃんの目を涙ぐんでいる。
以下略



66: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/27(日) 00:43:59.26 ID:7lt3rUDz0
――Okabe Side


ダルとまゆりに大切なことを気付かされてから、俺はラボメンにすべてを話す決心をした。
α世界線でのこと、β世界線でのこと、そして、いまシュタインズゲート世界線にいるということ。
以下略



67: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/27(日) 00:45:58.64 ID:7lt3rUDz0

また、未来のことも言わなかった。鈴羽がダルの娘である、などと言ってしまって、未来が変わってしまうことが怖かったのだ。
そして、まゆりを助けられると思ったら、今度は紅莉栖を犠牲にしなければならなかったことも話した。

……紅莉栖と交わした口づけについては皆には話していないが、それはいらないと判断したからであって、恥ずかしいわけじゃないぞ!
以下略



68: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/27(日) 00:49:12.27 ID:7lt3rUDz0

ダル「さーて、じゃあ今日はピザでも頼むかお」

まゆり「あー、いいねえ。まゆしぃはから揚げが食べたいなあ」

以下略



69: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/27(日) 00:53:48.61 ID:7lt3rUDz0
岡部「というか助手よ、一体いつからフェイリスのことを真名で呼ぶようになったのだ」

そのまま聞いた。
何のひねりもなくて悪かったな。

以下略



70: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/27(日) 00:55:00.63 ID:7lt3rUDz0

ふとフェイリスを見ると、フェイリスは少し俯いて固まっていた。

岡部「フェイリス、どうかしたのか?」

以下略



71: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/27(日) 00:57:04.25 ID:7lt3rUDz0

――Faris Side


パパに死んじゃえって言ってしまったことを、忘れた日なんてなかった。
以下略



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