過去ログ - モバP「俺はまゆの望むことならなんだってするよ」
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43: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/27(日) 00:31:54.02 ID:EdKWf1SO0
(こいつが俺のことを好きなんて…全く気がつかなかった…)

考えてみれば気がつかないのも当然だ。
なべなら俺はAのことをまるで気にしていなかったからだ。

以下略



44: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/27(日) 00:36:19.50 ID:EdKWf1SO0
「なぜわたしと付き合えないの」とか、「やっぱりあの子が」とか、「わたしだって頑張ってあなたを」とか、色々詰め寄られた。
細かい内容は忘れたが、必死に縋ってきたのが煩わしく、最早適当な理由を出して終わらせたかった。

(そうだ、アイドルとプロデューサーってことを使えばこいつも納得しやすいんじゃあないか?)

以下略



45: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/27(日) 00:42:50.03 ID:EdKWf1SO0
トレーナーにまゆの行方を聞くと、レッスンが終わっても俺が現れないので、俺に早く会いたい、と言いレッスン場を早々に出て行ったらしい。

その言葉を聞いてまた胸が暖まった。
まゆも俺に会いたがっている。
それが恋愛的な意味なのかどうかは、俺には断定できないが、会いたいと思われているその事実だけで胸はいっぱいになった。
以下略



46: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/27(日) 00:45:04.21 ID:EdKWf1SO0
事務所に走って戻り、ドアを開けた。
まゆはソファに座っていた。
テレビは消えているのに、まゆはぼんやりとその液晶を眺めているようだった。

Aとちひろさんは不在で、俺とまゆの2人の空間となっていた。
以下略



47: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/27(日) 00:48:15.86 ID:EdKWf1SO0
今日はここまでです



48:名無しNIPPER[sage]
2016/03/27(日) 00:48:56.86 ID:KkAoKLbE0
いいとこで切るなぁ…乙!


49:名無しNIPPER[sage]
2016/03/27(日) 02:12:07.38 ID:nJ39dPs+0
乙です


50:名無しNIPPER[sage]
2016/03/27(日) 19:27:23.71 ID:ogv998feo

何故だか名前も出てないのにAに感情移入してしまった…


51: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:06:54.21 ID:Dbg/s2Wh0
モバP「なに言って…は?」

真っ白になった頭はかき混ぜられ、太陽でドロドロに溶かされたみたいに熱くなった。

まゆ「…」
以下略



52: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:08:52.33 ID:Dbg/s2Wh0
まゆ「まゆは…あることのために、アイドルになりました。でも…それがもう叶わないって…」

(あること…前話していた『アイドルの楽しみ』、まゆの『原動力』となるもののことか…?)

モバP「も、もう少し具体的に言ってくんないとわかんない」
以下略



53: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:10:03.27 ID:Dbg/s2Wh0
モバP「…え?」

予想もしていなかった言葉に、目玉がトビウオみたいにすっ飛んでいくかと思った。
思わず手で瞼を触って、目玉があることを確認しそうになった。

以下略



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