過去ログ - モバP「俺はまゆの望むことならなんだってするよ」
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名無しNIPPER
[sage]
2016/03/27(日) 19:27:23.71 ID:ogv998feo
乙
何故だか名前も出てないのにAに感情移入してしまった…
51
:
◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:06:54.21 ID:Dbg/s2Wh0
モバP「なに言って…は?」
真っ白になった頭はかき混ぜられ、太陽でドロドロに溶かされたみたいに熱くなった。
まゆ「…」
以下略
52
:
◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:08:52.33 ID:Dbg/s2Wh0
まゆ「まゆは…あることのために、アイドルになりました。でも…それがもう叶わないって…」
(あること…前話していた『アイドルの楽しみ』、まゆの『原動力』となるもののことか…?)
モバP「も、もう少し具体的に言ってくんないとわかんない」
以下略
53
:
◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:10:03.27 ID:Dbg/s2Wh0
モバP「…え?」
予想もしていなかった言葉に、目玉がトビウオみたいにすっ飛んでいくかと思った。
思わず手で瞼を触って、目玉があることを確認しそうになった。
以下略
54
:
◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:11:24.45 ID:Dbg/s2Wh0
まゆ「モバPさんがアイドルとは付き合わないって…だったら…だったらまゆはもう、アイドルなんて…これ以上…」
(さっきの屋上の話、聞いてたのか)
モバP「…Aとの話、聞いてたんだ」
以下略
55
:
◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:12:35.92 ID:Dbg/s2Wh0
まゆは俺が好きだと言った。
もし、ここで俺が自分の気持ちを正直に言えばきっと、両思いなのだから俺たちは結ばれるはずだとわかっていた。
だが、それでも俺の脚は震えていた。
唇を噛み締めざるを得なかった。
以下略
56
:
◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:13:52.71 ID:Dbg/s2Wh0
一度口を開いたら、不思議と言葉は自然に流れ出て行った。
モバP「アイドルと付き合わない、っていったのは、その…Aの告白を断る口実だったんだ。俺はずっとまゆが好きだったから、なんとかAを退けるために、適当なことを言っちゃったんだ」
正直に思ったことを話した。
以下略
57
:
◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:17:00.61 ID:Dbg/s2Wh0
まゆ「モバPさん…うふ…」
まゆは俺の膝の上に対面する形で座り、俺の首へ腕を回して身体を押し当ててきた。
まゆがアイドルをやめると言い出した時は心臓が止まるかと思うほどに焦ったが、意外とあっけなく問題は解決した。
以下略
58
:
◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:19:43.04 ID:Dbg/s2Wh0
ちひろ「…お二人でなにかしていたんですか?」
モバP「休憩がてら談笑を…」
ちひろ「談笑、ですか」
以下略
59
:
◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/29(火) 00:22:30.53 ID:i2Ix7dbm0
仕事を終え、まゆを探して周りを見渡してみると、いつのまにかAも戻ってきていたことに気づいた。
1人ファッション誌を静かに見ていた。
まゆはテレビを眺めていた。
2人の間に会話はなく、空気は静かでひんやりとしていた。
以下略
60
:
◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/29(火) 00:51:58.39 ID:i2Ix7dbm0
ちひろ「モバPさん…Aちゃんの様子、ちょっと変じゃないですか」
帰りの支度を始めようとしたところ、ちひろさんに話しかけられた。
モバP「そう、ですかね」
以下略
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