過去ログ - 高槻やよい「思い出はもやしと共に」
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22: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/24(木) 05:19:36.10 ID:K/5XZl+00
「本当に、こんな時間から酔っ払って子供に絡むだなんて。
はづきちゃんの将来に悪い影響を与えたら、どうするつもりなのかしら」
声のした方を見上げると、こちらも見慣れた姿が目に入る。
伊織同様、腰まである長髪を今日は頭の後ろで結び、手には食材の詰まったビニール袋を提げていて。
青系のカッターシャツを身にまとったスラリとしたシルエットが、
同年代と比べてもそれなりに高い彼女の身長を一回りほど大きく見せていた。
そんな彼女の姿に、俺は驚いたように声をかける
「千早――いつ戻ってきたんだ?」
「つい、さっきですよ。声をかけても返事がないので見にきたら……大の大人が二人も揃って、一体何をやってるんですか」
そこには呆れたような表情でため息をつく、如月千早が立っていたのだ。
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