過去ログ - 高槻やよい「思い出はもやしと共に」
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12:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 08:58:55.96 ID:0eaNZt36o
はづきちゃん可愛い乙
13:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 12:44:32.76 ID:J6lNtI120
乙
ピヨ…
14: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/24(木) 04:53:30.89 ID:K/5XZl+00
===
『さぁてあずさお姉ちゃん。今日は風・邪・で!……お休みしてるいおりんの分も、二人でガンガン盛り上げて行こうね!』
『そうねぇ亜美ちゃん。風・邪・で!……お休みしている伊織ちゃんの分も、二人で頑張りましょ〜♪』
15: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/24(木) 04:58:09.25 ID:K/5XZl+00
「それ、もしかしなくても俺のだよな? わざわざ通販で取り寄せた、美味いと評判の地酒だよなぁっ!?」
「これね、アンタの奥さんが用意してくれたのよ? 『伊織ちゃんお酒好きだったよねー』って」
16: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/24(木) 05:00:34.92 ID:K/5XZl+00
しれっとした伊織の態度に、俺の涙腺がゆるむ。
なんだこれは? まるでいじめっ子といじめられっ子の関係ではないか。
悔しいかな、こういうところは出会った頃からいつまでも変わっていない。
17: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/24(木) 05:02:42.91 ID:K/5XZl+00
「だ、大丈夫!? パパっ! おねーちゃんが大変! お医者さん、お医者さんだよぉ!」
「そうだな。おねーちゃんにはきっと頭のお医者さんが必要だなー」
18: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/24(木) 05:05:25.55 ID:K/5XZl+00
「パパ? はづきのお話、ちゃんと聞いてますか?」
「お、おう。ちゃんと聞いてるよ……大丈夫、伊織の病気は、『仮病』だから」
19: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/24(木) 05:08:41.19 ID:K/5XZl+00
「あぁはづきちゃんったら優しいのね! こんなにもお姉さんのことを心配してくれて!」
「ちょ、ちょっと! 伊織おねーちゃん……!」
20: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/24(木) 05:10:05.97 ID:K/5XZl+00
「その辺で止めとけよ伊織。あんまりきつく抱きしめたら、はづきが泣いちゃうだろーが!」
「むぅぅ……お、おねーちゃんっ……!」
21: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/24(木) 05:12:52.81 ID:K/5XZl+00
「あぁっ……はづきちゃん……戻ってきてぇ……」
寝転がったままの姿勢で、名残惜しそうに自分から距離をとったはづきへと手を伸ばす伊織。
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