37:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:18:28.66 ID:du4DmJmn0
ヒカリ「ストラスバーグ二尉、浅利二尉、この頭陀袋を運び出して、中身をケージに準備してあるE01のエントリー・プラグに放り込んでおいてくれないかしら? 多少、手荒に扱っても構わないから」
ムサシ&ケイタ『は、はいっ! かしこまりました、鈴原博士!!』
と、唐突にヒカリに声を掛けられ、まだ赤みの残る顔を彼女達から隠すように逸らしつつカートレイン上のルノー後部座席のドアを開き、ムサシとケイタと呼ばれた2人の青年は慌てて中の頭陀袋を引き摺り出した。
その際、慌てるあまりガンッ! ゴンッ! と頭陀袋がルノーの車体やカートレイン上にかなりの勢いでぶつけられ、その度に袋の中からがっ!? ごっ!? とかいうくぐもった音が聞こえるが、その場の誰も気にしない。
アスカ「……一応、中身が生きてることは確認が出来たわね」
ヒカリ「……ええ、そうみたいね」
泡食った様子で駆け足で運んでいるためか何回も落としているらしく、2人の足音が完全に聞こえなくなるまでにガンッ! ゴンッ! という音とともに、がっ!? ごっ!? というくぐもった音が何度も彼女達のもとまで響いてくる。
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