過去ログ - ?「ムッ? 何だ、此処は!?」
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54:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 02:14:31.82 ID:HT2C1gEo0

ナツミ「エヴァンゲリオン初号機とサード・パイロットのフィードバック率100%、いつでも発進可能です!」

発令所内に響き渡ったその声を聞き、ゲンドウは漸く、自身がエヴァンゲリオン初号機のエントリー・プラグの中に“浮かんでいる”ことに気がついた。

そのエントリー・プラグ内をざっと見回してみるが、体を固定するために使用出来そうなものは悪意を持って意図的に何も用意されていないため当然見つからず、ゲンドウはただぷかぷかとエントリー・プラグ内を浮かび続けることしか出来ない。

ゲンドウ「何のつもりだ!!」

仕方無くエントリー・プラグ内をぷかぷかと間抜けに漂いながら、LCLで肺を満たし言葉を喋れる状態になったゲンドウは、目の前のモニターに映し出された青年に、あらん限りの声量で怒号を飛ばした。

シンジ「何のつもりとは、何のことだ?」

ゲンドウ「実の父親の俺に向かって、その口調と態度は何だ! 一刻も早く、俺をここから出せ!!」

シンジ「はぁ!? それは何の世迷い言だ? お前などが、わたしの父親であるわけが無いだろうが!!」

その一連のやりとりに、現在のモニターに映っている姿はマネキンだが、一応参考資料として六文儀ゲンドウの顔を認識していたNERVの全職員の心の声が、『まったくだ!!』と一致する。



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