68:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 00:44:06.96 ID:yTtkFS+M0
(勝った……のか?)
左掌から伸ばした光のパイルに左頭部を貫かれた状態のまま壊れた兵装ビルの中に埋もれて動かなくなった初号機へと視線を向け、老人は外観からは何処にあるとも判別の出来ない小首を傾げ、気を僅かに緩めかけた。
視線の先にいる初号機は何処を見ても満身創痍の状態で、一見したところ最早、這って動くことすらもままならない様に見える。
だが、老人の中で何かが、完全に安心するのはまだ早いと警鐘を鳴らしていた。
いや、寧ろ本番は…………
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