過去ログ - 南条光「球と隠し事と知りすぎる罠」
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14:名無しNIPPER[saga]
2016/03/27(日) 19:02:51.07 ID:4tTsYEvS0

一瞬が永遠に引き伸ばされて、カンフー映画の如く全てがスロー。

ゆっくりと雪美ちゃんが口を開き、小さく、しかし通るクリアな声でアタシに話しかけた。

「Pのお膝……そこ……私の場所……けど……今日は貸す……」

それだけ言って、彼女は部屋を出て行った。

どうやら何をしてるかには、最後まで気付かないでくれたみたい。

扉がバタンと音を立てて閉じて、今度こそ安心して胸を撫で下ろした。

それから彼に文句を言おうとした時、彼がスーツを取って下半身を露わにした。

暴かれたのは、くちゃくちゃになった二人の生殖器。

挿入する方の性器は、上に乗ったアタシに固定されて動きようがなく押さえつけられていた。

じゃあ――さっきの上下運動を発生させられるのは誰か。

腰を使う自由を持ってるのは、アタシしかいない。

彼は動いてなんかいなかった。無意識に腰を使って勝手に気持ちよくなってるのは、アタシの方だったのだ。

アタシは、彼に喜んで欲しいと言いなりになってるうちに、無意識に理性より性欲が優先される身体になっていた。

年下の女の子が目の前で見てるのに腰を使って、おまんこで気持ちよくなること以外考えられなくなって。

彼に見せられたAVの女優さんでも、こんな犯罪じみた真似はしないだろう。

いいや、彼女はお金を貰ってるけど、アタシはそんなもの貰ってなんかいない。

すっかり快楽の虜になっていたアタシの身体は、身を滅ぼす危険を掛け金にしてでも、生活の為に淫乱の真似をしてる彼女達以上の性感に身を委ねたかったのだ。

そもそも、『職場でエッチしたい』なんてお願いを、恋人だからって聞かなくていいのに、何で聞いてしまっているのか。

恋人なら寧ろ咎めるべきなのに、どうしてアタシは彼のおちんちんを咥えてよがり、子どもで無くてもご法度な避妊具無しのエッチを許したのか。

ブラを着けてなかったのだって、本当にただ面倒だっただけだろうか。

ノーブラで大人の男を本気にさせて、いっぱい気持ちよくなりたかったから。

そんな思いが心の何処にも無いと、胸を張って言えるのか。


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