過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
1- 20
17:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 23:17:25.39 ID:mPSzAJE90
「だからさ、志希ちゃんのギフテッドの頭脳と嗅覚と、キミの財力がタッグを組めば、向かうところ敵なしってわけ」

 怪訝な顔をする慶を嘲笑するように、志希は更に言葉を継ぐ。

「惚れ薬があれば、キミはどんな女も掌中にできる。惚れさせるということは、つまり傀儡にできるってわけだからね。鷦鷯深林に巣くうも一枝に過ぎず、って誰かさんは言ったらしいけど、キミの野心が世間の片隅に収まるとは思えないなー」

「なら、志希にはどういうメリットがある? 香水だか惚れ薬だか知らないが、俺を利するためにしかならないじゃないか」

「キミの言うとーり。ま、あたしには最初(はな)から惚れ薬を使ってどうこうしようって意図は無いわけよ。強いて言うなら、学術的興味ってとこかな?」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
97Res/79.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice