過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
↓
1-
覧
板
20
38
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/03/29(火) 22:07:38.14 ID:stipOQWj0
低性能の音響、貧弱な照明。アイドルの活躍の場としては、どこか物足りないステージだった。しかし今、加蓮の歌声は、百人足らずの観客を魅了している。
加蓮のデビュー曲は、哀切なバラードである。アイドルらしい華やかさはないが、聞く者の心を惻々と打つ歌だ。
神様がくれた 時間は零れる あとどれくらいかな
加蓮の歌を聞いていると、心の中に何かが揺蕩う。それはこの歌詞のせいなのか、加蓮の歌唱力のなせる業か、判然としない。
ライブが始まる前、会場にはある種の熱気が立ち上っていた。今度デビューするアイドルは、どんな娘なのだろうかと期待するような熱気。
しかし今、この場にいる全員が静かに聞き入っている。まるで、一人ひとりが孤愁しているかのように。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
97Res/79.33 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1459173859/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice