過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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45:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 22:18:10.48 ID:stipOQWj0
「事実無根の噂ですね。自分で言うのも烏滸がましいのですが、恐らく私に対する嫉妬が根底にあるのだと思います。私はこれまで、何人かのアイドルを世に送り出してきたという自負がありますし、私が大手企業の御曹司であるということで、よからぬ反感を受けるのでしょう」

「西門製薬だったな。前から気になっていたのだが、そんな君が、どうして芸能プロダクションに入社しようと思ったのだ?」

「好きだからですよ。私は、多くの人と触れ合うのが好きですし、人が夢と希望を持ち、輝きながら活躍するのを見るのが好きですから」

 会話の中で、常務の口から西門製薬という単語を引き出せたのは僥倖だった。
 もっとも、常務に言わせるためにあえて、「大手企業の」と婉曲な言い方をしたのだが。
 



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