過去ログ - 提督「下っ端ですが何か?」
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:29:52.58 ID:FEXOEjNw0
汗が溜まると彼女たちの愚痴を聞く。
暑い嫌だ嫌だと言いながら、タオル地が彼女らの首や胸をなぞる。
私は日差しを疎みつつ、近くの一人に日焼け止めを投げてやった。

「提督」
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:30:44.12 ID:FEXOEjNw0

降伏すれば戦争は終わる。
が、敵が政府を持たないなら一体どうすればいいのだろう?

私が参加してしまった戦争は長々と続いていた。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:33:21.45 ID:FEXOEjNw0

下っ端の私はそんな戦争で、前線近くで兵を率いていた。
私の艦隊が弱小だからこそ出来ることだった。
嘆いたことは多く、愚痴ならいくらでも出る。
けれども臨時の佐官の自分が、
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:34:56.20 ID:FEXOEjNw0
部下に仕事を投げてからホテルで飲んでいた。
隣の客のつまらない話が終わり、
私は美味くもないシンガポールスリングを傾けていた。
…煩いから逃げてきたのに、それに夕立が目敏く気づいた。


6:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:35:55.18 ID:FEXOEjNw0

「提督さん、探したのよ。サボってズルいっぽい!」

ムスッと膨れた彼女を見て、私は言った。

以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:36:23.57 ID:FEXOEjNw0

「で、夕立要件は?」

私が聞くと彼女は元気よく答える。

以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:38:02.34 ID:FEXOEjNw0

「やっぱり面白くないっぽい?」

「そらな」

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:38:29.62 ID:FEXOEjNw0

「ところで由良は?」

「天城と哨戒っぽい。提督さんの指示でしょう?忘れたの」

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:39:19.65 ID:FEXOEjNw0

「やっぱり涼風らしいっぽい」

「お前もだ、買食いで当たるなよ?ここは水が悪いからな」

以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:40:55.29 ID:FEXOEjNw0

港に戻る。
哨戒から上がった由良と、天城が私に気づいた。
由良が言う。

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:41:31.72 ID:FEXOEjNw0

港に戻る。
哨戒から上がった由良と、天城が私に気づいた。
由良が言う。

以下略



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