過去ログ - 向日葵「………いい加減にしてくれません?」
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25: ◆iIrYk5PFAs[saga]
2016/04/07(木) 23:39:43.74 ID:jA3Wg8uh0
向日葵「……ど、どういうことですの櫻子」

櫻子「ん?いやあの後向日葵帰っちゃったじゃん」


櫻子は普段と変わらぬ調子で話す。


櫻子「でも英語以外の宿題まだ残ってたからさー、頑張って徹夜で仕上げたわけ」

向日葵「徹夜……?」

櫻子「終わったのが4時くらいで、ちょっと仮眠とろうとベッドに寝転んで起きたら8時なんだもん。びっくりしたよ」

ちなつ「それって徹夜っていうのかな…?」


国社理の課題は少なかったとはいえ、あの量の宿題をたった7時間で……?
いやそれよりもまず、この子が、わたくし抜きで、1人で机に向かった……?

眩暈がした。


向日葵「……あ、ありえませんわ…」

櫻子「むかっ、どういう意味だっ!」

向日葵「そのままの意味ですわよ!貴女が一人で宿題を仕上げるなんてありえませんわ!」

櫻子「そ、そこまでいう……?」


あかり「あ、あはは……確かにちょっと驚いたけど、すごいよ櫻子ちゃん!あかりには真似できないなぁ……」

ちなつ「宿題を一日で仕上げるって……そんな変態じみたことできる人間なんて一人しか知らないわ……」

櫻子「お?そうだろそうだろ!わたしはやればできる子なんだぞ!」

あかり「うん、あかりちょっと櫻子ちゃんのこと誤解してたよぉ」

櫻子「……それって前まではどうしようもない子と思われてたってこと?」

あかり「え、ええ!?いや違うよ!そんなことないよ!全然!」


櫻子はあかりの目が泳いでいるのを見逃さなかった。


向日葵「…………」


向日葵はそんな2人をじっと見つめている。


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