過去ログ - 向日葵「………いい加減にしてくれません?」
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4: ◆iIrYk5PFAs[saga]
2016/04/05(火) 21:04:54.35 ID:CjqGJhcZ0
向日葵「貴女は……いっつも自分勝手ですわよね」


そんな櫻子にはお構いなく、機械的な声で、向日葵は櫻子を否定する。


向日葵「宿題が出る度……テストがある度、貴女はわたくしを頼ってきますが……貴女、一度でもわたくしの都合を考えたことがあって?」

櫻子「……っ!?」

向日葵「わたくしにもわたくしの勉強がありますのよ。勉強はできる方とはいっても、杉浦先輩や歳納先輩には遠く及びませんわ。少しでも先輩方に追いつくための課題は山積みです。」

向日葵「そのための時間をわざわざ割いて、あなたの勉強を見てあげているのですわ」

櫻子「………………」


向日葵が勉強を頑張っているのは、知っていた。
櫻子の勉強を見ながらも、櫻子に問題を解かせている間は自分の課題をこなしていたし、何よりテスト直前の集中力は目を見張るものがあった。

わかっていながらも、櫻子は向日葵に甘えていた。「本当に嫌なら、断るはずだ」……そんな、自分勝手な思い込みをして。


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