241:名無しNIPPER[saga]
2016/05/06(金) 20:47:02.30 ID:sikNvEjMo
「すず姉が、つけていったら、って……」
「すず姉が?」
242:名無しNIPPER[saga]
2016/05/06(金) 20:47:30.23 ID:sikNvEjMo
「い、いいから早く離してください!」
と、るーが俺の胸を両方の手のひらで押し上げようとする。
その手を、俺は掴んで、
243:名無しNIPPER[saga]
2016/05/06(金) 20:48:11.84 ID:sikNvEjMo
「るー」
「……はい?」
244: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2016/05/06(金) 20:48:39.50 ID:sikNvEjMo
つづく
245:名無しNIPPER[sage]
2016/05/06(金) 20:52:05.65 ID:3EKoUqy3o
乙です
246:名無しNIPPER[sage]
2016/05/06(金) 23:20:09.87 ID:1v/KbDn/0
おつです
247:名無しNIPPER[saga]
2016/05/09(月) 22:41:43.99 ID:wISiNU0Jo
◇
ごゆっくり、と言って、母は部屋を出て行った。
248:名無しNIPPER[saga]
2016/05/09(月) 22:42:10.75 ID:wISiNU0Jo
「……それさ」
「はい?」
249:名無しNIPPER[saga]
2016/05/09(月) 22:42:36.33 ID:wISiNU0Jo
といって、近くに何かがあるわけでもなくて、適当に散歩しようってことになった。
時刻は昼前頃だった。母さんには昼をどうするかと聞かれたけど、外で食べることにした。
なんとなく家に居たくなかったし、結構急な帰省だったから、気を使わせるのも面倒だった。
250:名無しNIPPER[saga]
2016/05/09(月) 22:43:30.38 ID:wISiNU0Jo
途中の自販機で缶ジュースを一本ずつ買って、それぞれに飲みながら、なんとなく手を繋いだ。
並木を眺めながらファンタに口をつけて、離さないように手を握り直したとき、
軽く握り返すように力が込められた。俺は何かを試すみたいに、もう一度軽く力を込めてみる。
251:名無しNIPPER[saga]
2016/05/09(月) 22:43:56.87 ID:wISiNU0Jo
「確認? ですか?」
「うん」
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