過去ログ - 【アイマス】 810プロの初ライブ
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2:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 21:53:27.63 ID:Xg3Qjbvi0
上はお試しで打っただけです。 TDKRプロデューサーがいる810プロにとあるライブの話が入ってきました。 さて、TDKRプロデューサーは見事に成功へと導けるのでしょうか。
3:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 21:54:24.87 ID:Xg3Qjbvi0
TDKR「おいお前さKMRさぁ、うちの初のライブが決定したって知ってるよな?」 とある芸能プロダクション『810プロ』のプロデューサー、TDKRがキーボードを打ちながら新人プロデューサーのKMRに確認する。 KMR「(そんな情報は)見てませんよ。 本当ですか! 凄いじゃないですか!」 MUR「そうだよ(便乗) うちも遂にライブかぁ〜。 少し感動するゾ。」 側で仕事をしていた事務員のMURも喜びを表す。 KMR「でも、僕たちってライブなんて開けるんですか? 僕たち、曲がほとんどないじゃないですか。 」 TDKR「初っていっても単独じゃないんだ。 こ↑こ↓、810プロと931m先にある765プロとのコラボレーションライブだよ。」 KMR「え?あの765プロとライブが出来るんですか!? 僕たち色んな人に名前を知ってもらえるじゃないですか!」 人気プロダクション、765プロとのライブだと知り、より一層KMRは喜ぶ。 MUR「だけどよくわかんねぇよな〜。 なんであんな人気なプロダクションがうちとやってくれるんだ?」 MURはその現実的な問題に疑問を抱いてるらしい。 TDKR「そうですねぇ………んにゃぴ、僕もちょっとわかんなかったです…………。 でも、せっかくやらせてもらえるなら、楽しむしかないよな〜俺もなぁ〜。」 MUR 「お、そうだな。 じゃあ、まずは一発(レッスンに力を)ぶち込んでやるぜ! そしたらまずは、トレーナーにライブのことを伝えに行かなきゃだな。」 KMR 「そうですね。 TDKRさん、トレーナーさんに伝えていただけますか? 今後のレッスンの内容が多少変わるかもしれませんので。」 TDKR「確かにそうだ。 じゃけんこれからトレーニングルーム行きましょうね〜」 TDKRはトレーニングルームに向かった。
4:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 21:58:23.69 ID:Xg3Qjbvi0
TDKR「トレーナーさん、お疲れ様です。 今大丈夫ですか?」
KBTIT 「皆さん、ご無沙汰しております。 悶絶少年専属調教師のタクヤと申します。 本日はどうされましたか?」
TDKR(俺しかいないのに皆さんだし、 大切なアイドルの皆は悶絶少年呼ばわりなのか……)
5:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:00:29.28 ID:Xg3Qjbvi0
TDKR(う〜ん、なんかあのトレーナーさん心配になるんだよなぁ。 でも、あの人に頼るしかないし、何とかしてもらおうかな。)
TDKRは用件を済ませると、少しの不安を抱えながらトレーニングルームから出ていった。
KBTIT(よし、それじゃあ一ヶ月で、うちの悶絶少年達を育て上げようかな!)
TDKRの背中を見送ったあと、KBTITはこれまで以上に気合いを入れ、アイドルの皆のメニュー表を見返していた。
6:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:01:47.61 ID:Xg3Qjbvi0
TDKR「おーい皆、調子はどうだ? もう準備はバッチリか?」
ONDISK「大丈夫ですよ。 リーダーの僕が言うんですから、当然です。」
アイドルの中でリーダーとして皆をまとめてくれているONDISKが皆の出来に太鼓判を押す。
7:名無しNIPPER[sage]
2016/04/07(木) 22:02:23.38 ID:HykUqj2O0
なんJ民に目付けられても知らんぞ?
8:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:03:16.38 ID:Xg3Qjbvi0
◆◇◆◇◆◇◆
TDKR「おいKMR!! トレーナーさんから連絡はあったか!」
TDKRは息を切らしながら二人のいる場所に戻ってきた。
KMR「うわっ、プロデューサーさん、そんなに焦ってどうしました?」
9:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:04:30.64 ID:Xg3Qjbvi0
KMR「あ、あの、僕が全部悪いので、勝手ではありますが、今から765プロさんのほうに行ってきます。 全部謝ってきます……。」
TDKR「い、いや。 これはライブ直前に他の営業先に行きっぱなしだっていうのを言い訳に、トレーニングに全然顔を出していなかった俺こそ悪い。 KMRがそれを言い出せなかったのも仕方のないことだ。 ここはプロデューサーである俺自身が謝ってこよう。仕方ないけど、今日の合同は流してもらおう…。」
TDN「プロデューサーさん、それって本当ですか……?」
10:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:05:07.82 ID:Xg3Qjbvi0
TON「プロデューサーさん、僕たちはプロデューサーさんがスカウトしてくれて、ここまで精一杯色々なところで動いてくれて、そして今の僕たちのこの瞬間があります。 確かに今のまま、0の状態から作り出してライブをしても、失敗するかもしれない。 もしかしたら、僕らのイメージダウンだけじゃなくて、765プロさんにも迷惑がかかってしまうかもしれない。 それでも僕は、僕たちは、ここまで連れてきてくれたプロデューサーさんに、一つの恩返しがしたいんです。 さっきまでは、765プロさんをしっかりと盛り上げて、このライブを成功させることがそれに繋がると思っていました。 でも、僕たちにもより輝きのチャンスがあるのなら……それをみすみすどこかに流してしまうほど、僕たちは弱くありません。 当然、失敗もする気は更々ありません。 やらしてください! いや、やりきって見せるので、是非見ていてください!」
そこまでいうと、TON含め、後からアイドルたちの控え室から走ってきた810プロのメンバー皆が頭を下げる。
TDKR(そうか、俺はひとつ、何か勘違いをしていた……。 こいつらはまだ半人前、だからどんな時、どんな場面でも、こいつらを守ってあげなければならないと思っていた。 それは正しい。 でも、自分のやることにしか頭がいかずに、こいつらのアイドルとしての成長にまでは、目を向けられてなかったのかもしれないな……。)
11:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:05:44.13 ID:Xg3Qjbvi0
◆◇◆◇◆◇◆
KMR「凄かったですね。 皆の底力は」
お茶をいれ、TDKRとMURに渡しながら、KMRは夢を見ていたかのような口調で言い出した。
MUR「当然765プロさんの作ってくれた雰囲気に乗れたというところもあったけど、よくよく考えればバックダンサーも、そして810プロのアイドルとしてもステージで輝いたんだからな。 素晴らしいことだゾ。」
12:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:06:20.38 ID:Xg3Qjbvi0
MUR「おいTDKR、どうしたゾ?」
TDKR「いや、うちもあのステージをやりきれたんだなって……。 デュエットの時は会場全体がその時出ていた二人のイメージカラーの二色になって、TONが歌ったときは会場がたった一色だけになり、不思議な雰囲気が埋め尽くして、KBSの時は物凄い声が会場中に響き渡っていたよな。 たった一時間近くで全員が完璧にしちゃうなんて、俺は皆をもっと上に見ないといけなかったんだよな。」
KMR「いえ、プロデューサーさんはプロデューサーさんなりの見方でいいんです。 皆が皆同じように捉えてたらそこから進展は望めません。 誰かが、あいつらはまだできる。 まだまだ上の輝きを見せてほしいと思うからこそ、アイドルたちは更なる高みを目指すことが出来るんです。 これからも皆の事を、よろしくお願いしますよ!」
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