過去ログ - 小日向美穂「私が死んだ夜、卯月ちゃんは日向のままで」
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131
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名無しNIPPER
[saga]
2016/04/21(木) 18:33:42.73 ID:r2zuCCc5o
私たちは少しひらけた場所に心地良さそうな草原を見つけて、
そこに腰を下ろして休みました。
この視界に広がるものすべてが私たちを祝福してくれているようでした。
以下略
132
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/21(木) 18:42:08.93 ID:r2zuCCc5o
次第に私は、ここにおいては時間というものから抜け出して、
私たちだけの永遠の世界を作り上げてしまったような気さえする……
そしてとうとう二人の完全な幸福の絵を手に入れたように見えた瞬間、
以下略
133
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/21(木) 18:53:10.81 ID:r2zuCCc5o
……私と卯月ちゃんはもうアイドルを辞めてしまっても良いと思っている。
それどころか、私は卯月ちゃんを独占したいと思うあまり、
もう彼女が他の誰かの目に触れることさえ我慢ならないくらいだったので、
以下略
134
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/21(木) 19:01:51.88 ID:r2zuCCc5o
私はどちらを選ぶこともできませんでした。
卯月ちゃんと一緒にアイドルを辞めて、
以下略
135
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/21(木) 19:09:21.73 ID:r2zuCCc5o
今日はここまで
大変読みづらいと思いますが(今更)のんびり気長に読んでいただければと……
卯月の誕生日に終わらせるつもりでいます
136
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/04/22(金) 04:24:17.45 ID:drgRZm8Ao
乙
137
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/22(金) 19:25:35.52 ID:P3mMd5hUo
◇ ◇ ◇
透き通って無垢な宝石は
以下略
138
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/22(金) 19:35:08.95 ID:P3mMd5hUo
卯月ちゃんと夜に会う時は、大抵、私の部屋か卯月ちゃんの家でした。
とくに私の住んでいる寮は厳格な規則らしいものがなく、
お互いに都合がつくような日はよく私の部屋に卯月ちゃんを泊めたりしていました。
以下略
139
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/22(金) 19:42:08.60 ID:P3mMd5hUo
月の綺麗な夜、いつものように卯月ちゃんを帰してから、
蘭子ちゃんが入れ違いに私の部屋へやって来ました。
私はびっくりして、思わず
以下略
140
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/22(金) 19:49:31.36 ID:P3mMd5hUo
そんな風に睨みつけてくる蘭子ちゃんを見ていると、
私はなんだか落ち着かない気持ちになりました。
「そういえば、ずいぶん久しぶりだね。二人でこうやって話すのも」
以下略
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