過去ログ - 【モバマスSS】双葉杏、王さまになる
1- 20
104: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/21(木) 19:57:26.85 ID:wvYa2Gcj0

 結局、きらりは以前からやっていたという週末のアルバイト……確か、コンビニかどっかだったと思う。
 そのバイトで稼いだお金から、自分にかかるお金を出すって話で一応の収まりをつけたんだけど。
 
 私としては、どうしても納得がいかない。
以下略



105: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/21(木) 20:00:07.25 ID:wvYa2Gcj0
===

 その日は週末で、きらりは朝からバイトに出かけていなかった。
 私はと言うと、昼前までずっと布団の中で眠っててさ。

以下略



106: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/21(木) 20:07:37.22 ID:wvYa2Gcj0
 
 欲しいなら、必要な時に、必要な額を与えられて育ってきた。
 だから毎月親から振り込まれる、仕送りの額だってちょっとしたもんだ。

 例え私が調子に乗って使い過ぎたとしても、それでもなお余る程……
以下略



107: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/21(木) 20:08:06.42 ID:wvYa2Gcj0
ここまで。


108: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2016/04/21(木) 20:15:30.33 ID:wvYa2Gcj0
>>99訂正
×「にょわにょわ、おはよー杏ちゃん! 今日の朝ご飯は、トマトとベーコンのサラダにぃ、美味しいキャロットスープにだよー!」
○「にょわにょわ、おはよー杏ちゃん! 今日の朝ご飯は、トマトとベーコンのサラダにぃ、美味しいキャロットスープもあるよー!」


109:名無しNIPPER[sage]
2016/04/22(金) 00:12:22.88 ID:5KUmNyx60
すばらしい


110:名無しNIPPER[sage]
2016/04/22(金) 11:27:15.06 ID:LiNHUXnSo
文章力あって面白いわ。待ってます


111: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/24(日) 16:13:02.50 ID:17isQA5t0
===8.「王さま、不審人物要注意!」

 誤算は誰にだってある。私の場合、家を出る前にあらかじめ、必要な物をリストしたメモを用意してなかったのが一つ目の誤算。
 
 きらりに対する日頃のお礼に、手作りのお菓子でも贈れないかと思い付きで買い出しに出掛けたのはいいものの。
以下略



112: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/24(日) 16:15:09.11 ID:17isQA5t0

 とはいえ、やってしまったものは仕方がない。墜落しかけの飛行機みたいに、道に荷物を捨てながら歩くわけにもいかないし。
 
 私の歩く先に、ようやく公園の入り口が見えてきた。
 公園、それは街に住む人々にとっての憩いの場所でありながら時として、買い物帰りの少女にとっての、絶好の近道にもなるのだ。
以下略



113: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/24(日) 16:17:28.34 ID:17isQA5t0
 
 ごろり。寝ころんだまま姿勢を変えると、目に映るのは青い空。

 地面の上、大の字に寝ころんだ私の体に吹き付ける、風の冷たさが心地いい。
 しばらくそのままの体勢で息を整えて、よっこらしょと体を起こした時だ。
以下略



114: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/24(日) 16:19:46.38 ID:17isQA5t0

 一瞬、何を言われてるのかが理解できずに、ポカンと彼を見つめる私。なんだ? 今、このおっさんはなんて言った?
 
「あー……その、別に変な意味じゃなくってね。単純に、確認がしたくって。
 これもおじさんの仕事の一環なの。で、よかったらお家の人にこれをさ……」
以下略



147Res/120.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice