74: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/16(土) 01:01:06.54 ID:VC7Ajst+0
「………」
絵里ちゃんは生徒会室のパソコンの前で黙々と何かやってるみたい
「…絵里ちゃん」
私が呼んでも反応なし、無視してるわけじゃなくて全然気がついてない感じ
なるほど!きっと生徒会の仕事を1人でやってるんだ!
今はすっごい集中してるから穂乃果のこと気がつがないんだね!
人の見てないところで本気出すなんて、確かにこれはカッコいいよ!
なんて穂乃果が感心していると、突然えみつんが
「穂乃果、絵里ちゃんのイヤホン外してみ?」
なんて話しかける
「えみつん!喋っちゃダメじゃん!絵里ちゃんに見られちゃうよ!」
「いや、別に見られてもいいんだけど…」
「えっそうなの?」
「別にペナルティがあるわけでもないし、言ってなかったっけ?」
「聞いてないし!穂乃果今まですっごい気にしてたのに!」
「まぁ、知られてない方が色々都合いいからこのままでいいけどね〜」
なんてやりとりをしている間も絵里ちゃんは黙々とパソコンに向かっている
「それでは…、絵里ちゃんゴメンね!」
宣言と共にイヤホンを引き抜く、と
『♪〜♪♪〜』
「おーっとビックリ!穂乃果じゃん、ビックリさせないでよ〜」
パソコンからはゲームの音楽が流れ、よく見ると絵里ちゃんの手にはゲームのコントローラーが握られていた
「えっ?え〜〜!!」
「絵里ちゃんゲームしてたの?」
すると絵里ちゃんは慌てて
「しーー!!先生にばれちゃうじゃん」
「私から、貴重なレベリングタイムを奪わないでー!」
あぁ、穂乃果知ってるよ、こういうの廃人って言うんだよね……
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