過去ログ - 塩見周子「日だまりの彼女と冷たい頬」
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1: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:24:26.84 ID:zDygpkaw0

アイドルマスターシンデレラガールズ、塩見周子、一ノ瀬志希のssになります。

書き溜めあり。

字の文あり。

恐らく百合注意。



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2: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:26:47.68 ID:zDygpkaw0

塩見周子(18)fsm.vip2ch.com


一ノ瀬志希(18)fsm.vip2ch.com


3: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:28:06.54 ID:zDygpkaw0

「あなたの事を深く愛せるかしら」

暗くて不安とかを混ぜ込んだ、ため息と共に吐き出す。

以下略



4: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:29:21.63 ID:zDygpkaw0

そのせいかどうかは分からないけど、もう一度休憩を挟むことになってしまった。

「まぁ、すぐに戻ろうって提案しなかった俺も悪かったな」

以下略



5: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:30:05.09 ID:zDygpkaw0

「まさか周子からそんな言葉がでるとはな」

ニヤニヤしながらプロデューサーさんがあごに手をやって愛について考え出す。

以下略



6: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:34:18.57 ID:zDygpkaw0

夕美ちゃんならどうだろう、そういえば公園でチューリップを見かけたとき、ピンクのチューリップの花言葉は愛着、愛情だって教えてくれたっけか。

夕美ちゃんのお花に対する想いは紛れも無く愛なのかもしれないなぁなんて。

以下略



7: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:37:41.70 ID:zDygpkaw0

「となると……志希ちゃんかぁ」

しょうがなくって感じで、そう口からは出ていたけれど、なんとなく最初から志希ちゃんに会いに行こうって思ってたのかも。

以下略



8: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:42:32.49 ID:zDygpkaw0

色んなスタッフさんに志希ちゃんの目撃情報を聞きながら差し入れを貰う。

歩いて行けば行くほど、お菓子は増えて、その代わりにどんどん人影が消えていく。

以下略



9: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:45:00.70 ID:zDygpkaw0
ーーーーー
ーーー



10: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:48:20.63 ID:zDygpkaw0

「やっぱりここに居たかぁ」

お目当ての志希ちゃんは木々に囲まれた木陰に寝っ転がってすやすやと寝息を立てていた。

以下略



11: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:52:01.47 ID:zDygpkaw0

手持ちのお菓子を消費しつつ、相変わらず起きる気配が無い志希ちゃんについて考える。

彼女がこの事務所に入ってきたときから遠くで眺めていても、その異常性がすぐに分かった。

以下略



12: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:54:02.54 ID:zDygpkaw0

そんなことを考えていたら、のそっと音を立てながら志希ちゃんが目を覚ます。

「おはよう志希ちゃん」

以下略



13: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:55:00.62 ID:zDygpkaw0
ーーーーー
ーーー



14: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:57:41.95 ID:zDygpkaw0

「ふむふむ、愛かぁ。恋なら親和欲求とかニューペプチドの分泌とかだと思うんだけだなぁ〜」

間延びした声で思いついた限りの脳のメカニズムやらなんやらを説明してくれる。

以下略



15: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 11:59:19.81 ID:zDygpkaw0

訂正
「そうそう。お花と言えばさ〜? この前周子ちゃんが摘んで来てくれたシロツメクサがあったよね?」



16: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 12:03:03.50 ID:zDygpkaw0

ーーなるほど。

せっかくあたしが志希ちゃんを想いながら詰んだ綺麗なお花はこうやって無くなっていくんだ。

以下略



17: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 12:06:00.16 ID:zDygpkaw0

「見て! 志希ちゃんの超特製フレーバー!」

ばばんと取り出したアトマイザーに透明の液体が入ってる。

以下略



18: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 12:07:43.87 ID:zDygpkaw0

さっきよりも近い距離で志希ちゃんの匂いを感じる。

呼吸をひとつする度に脳いっぱいに、肺いっぱいに。

以下略



19: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 12:09:32.94 ID:zDygpkaw0

少し動こうとした時にガサッとあたしの手元にあった何かにぶつかる。

視線を落とせばそれは撮影用の映画の台本で、めくれているページの上に桜の花びらがはらはらと舞落ちていた。

以下略



20: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 12:10:26.10 ID:zDygpkaw0

「失踪なんてしないでよ?」

もう一度、念を込めて志希ちゃんに話す。

以下略



21: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/04/16(土) 12:11:42.42 ID:zDygpkaw0

さあぁ……と風が吹いて志希ちゃんの髪が揺れる。

真上にあった木の枝も揺れて桜吹雪が舞い、そこにぽっかりと日が照っていて、まるでスポットライトみたいだなんて思ってしまって。

以下略



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