過去ログ - 八幡「別にいらねねぇよ、本物なんて」
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6:名無しNIPPER
2016/04/22(金) 09:46:15.33 ID:AWm0aoCB0
平塚「ん?どうした、雪ノ下。比企谷を知っているのか?」

雪ノ下、と呼ばれた少女は一度咳ばらいをしてから、目線を先生に向け、「いいえ」と言った。

平塚「そうか、まぁいい。彼は今日一日ここに仮入部をする。比企谷」

ボケっと突っ立っていたが、言われて俺は一歩踏み出し教室の中に入った。

八幡「比企谷八幡です。えーっと、仮入部って?」

平塚「軽い暇つぶしだと思ってくれてかまわないよ」

八幡「暇つぶし、ですか」

どうして職員室で「はい」と言えなかったのかが今わかった。こうして気を使われるのが俺はすごく嫌なんだ。

平塚「私は席を外すから、後を頼むぞ雪ノ下」

ポツンと残された俺に、目の前の少女は何度かチラチラと目線を配る。

雪ノ下「座ったらどうかしら」

立っているのが目障りだったらしい。

八幡「あぁ、すいません」

近くにあった椅子を引き寄せて座ったが、どうにも落ち着かない。ただ居心地の悪い沈黙だけが流れていく。

雪ノ下「どうしてここに?」


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