過去ログ - カズマ「とある一日の」めぐみん「エクスプロージョン!」
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10:1 ◆otNZqYYssM[saga]
2016/04/22(金) 19:30:41.09 ID:k8rhvYclO

「おう。ちょっと待ってろ……いや、そうだな。折角だし今日は外で食べないか?めぐみんが風呂入ってからさ」

「えー外ー?その……私はカズマさんのご飯がいいんだけど」

チラチラっとこっちを上目遣いにみてくるアクア

こいつの場合は外に出るのが面倒なだけだろう

「……その台詞。可愛い女の子ならドキっとするんだけどなぁ……」

「ちょっと!私女の子!女神なのよ!美しい女の子なのよ!」

ギャアギャアと涙目で叫んでくるアクアを余所にめぐみんはノソノソと屋敷に入る

きっと風呂に入るのだ

……俺も入るか?

別に裸の付き合いが初めてって訳じゃないし

そう、これは仕方ないのだ

めぐみん背負って俺も濡れてる

そう!これは不可抗力!ああ!仕方ないとも!だって冷たいし!?見たいし!?

ああ!仕方ないなぁ!

「カズマさん、流石にその顔はちょっと弁解できないから控えたほうがいいと思うの」

「カズマ!お前ってやつは!こら!服を脱ごうとするんじゃない!」

「ええい離せダクネス!俺も濡れているんだ!風邪を引く前に風呂に入らなければならんのだ!」

一瞬で俺の考えを察したらしいアクアとダクネスからの非難の声を受ける

しかし、しかしだなぁ!止まらん!止まらんぞ!

奥に引っ込むめぐみんが振り返り俺に微笑む

「カズマにその気があるなら、私はいいのですよ?」

……その微笑みは普段のそれとは全く違うものであり

何と言いますか……年上のお姉さんがクスリと笑ってるような、背筋がゾクリとするような微笑みでした

普段の子供らしい笑顔と対照的すぎて俺は一瞬固まってしまう

「駄目だぞめぐみん!この獣を挑発するんじゃない!」

「何かカズマが見惚れててむかつくから抑えるわ!今のうちに行って!めぐみん!早く行って!押さえとくから!」

その一瞬を逃してくれないようでダクネスとアクアに取り押さえられてしまう

だが……舐めるなよ!

毎度毎度おいしいイベントを逃してたまるか!

さっきあいつは俺にヘタレだとも言っていた

だからさっきの発言をしたのかもしれない

……やってやる!俺が毎回毎回ヘタれると思うなよ?むしろ理由があれば俺は何でもやれる男だ

俺は行くのだ!

「うおおおおおお!離せえええ」

全力で俺はダクネスとアクアに抵抗を始めるのだった


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